首位を走るジェン、
配信対局の結果は?
EX風林火山ドラフト会議
指名選手オーディション
【2021年5月22〜27日】
EX風林火山のドラフト会議指名選手オーディションは、現在2次予選の真っ最中。節消化にばらつきはあるが、参加者は準決勝に進める上位6名までに入ることを目指し、連日熱戦を繰り広げている。
5/28、2回目の放送対局となる5/27の対局の模様がABEMAプレミアムで配信された。
5/28配信対局メンバー ※ポイントは開始時のもの
友添敏之(最高位戦日本プロ麻雀協会) 0.0pt
仲林圭(日本プロ麻雀協会) 141.7pt
ジェン(日本プロ麻雀連盟) 292.9pt
渋川難波(日本プロ麻雀協会) 30.0pt
この日の注目は、2節を消化して8戦5トップの成績を残し、首位に立っていたジェン。この日も初戦でワンチャンスを生かしてトップを獲得し、さらに大きくポイントを積むかに見えた。しかし3戦目・4戦目は連続で大きなラス。仕掛けて前に出るも放銃となる場面が増え、1日トータルではややポイントを減らす結果となった。
4半荘で全員が1回ずつトップを取る中、卓内トップとなったのはこの日ラスのなかった渋川難波。なかなか手が入らなかった最初の3戦をしのぐと、4戦目は最後の親番で大きく加点して初トップを獲得。Mリーグ公式解説者としてファンにもおなじみの男が、さすがの強さを見せつけた。
5/27時点ではジェンが225.6ptで首位をキープ。上位の顔ぶれを見ていくと、団体推薦を受けてオーディションに参加しているむく大樹(麻将連合)、金太賢(日本プロ麻雀協会)らが順調に結果を残している。
その他、3on3バスケのプロ選手という異色の経歴を持つ日本プロ麻雀連盟の新人・角田大志が第1節で140.6ptの大勝。また、中月裕子(日本プロ麻雀協会)、長村大(日本プロ麻雀連盟)、今井伸吾(最高位戦日本プロ麻雀協会)といった面々がスコアを伸ばし、トップ10に入った。
現時点では、醍醐大(最高位戦日本プロ麻雀協会)矢島亨(日本プロ麻雀協会)といった自団体のタイトルホルダー、またMリーグ公式実況で人気の日吉辰哉(日本プロ麻雀連盟)など、いまだ登場していない注目選手も多い。彼らの登場によってランキングがどのように変わるか、まだまだ見逃せない日々が続く。
5月22日結果
5月23日結果
5月24日結果
5月26日結果
5月27日結果
EX風林火山ニューメンバーオーディションはABEMAプレミアムにて配信中!
友添敏之 vs 仲林圭 vs ジェン vs 渋川難波(1回戦)
https://abema.tv/video/episode/558-1_s1_p5
さいたま市在住のフリーライター・麻雀ファン。2023年10月より株式会社竹書房所属。東京・飯田橋にあるセット雀荘「麻雀ロン」のオーナーである梶本琢程氏(麻雀解説者・Mリーグ審判)との縁をきっかけに、2019年から麻雀関連原稿の執筆を開始。「キンマweb」「近代麻雀」ではMリーグや麻雀最強戦の観戦記、取材・インタビュー記事などを多数手掛けている。渋谷ABEMAS・多井隆晴選手「必勝!麻雀実戦対局問題集」「麻雀無敗の手筋」「無敵の麻雀」、TEAM雷電・黒沢咲選手・U-NEXT Piratesの4選手の書籍構成やMリーグ公式ガイドブックの執筆協力など、多岐にわたって活動中。