耐えに耐え忍んで まさかのノーフーロトップ! 小林剛の麻雀は面白いんです 麻雀最強戦2021「男子プロ歴代王者決戦」観戦記【B卓】担当記者:岸本英嗣

しかし、【6マン】を縦に置くのか横に置くのかの大問題がある。

待ちとなっている【2ソウ】が現物なのだ。

沢崎プロが【2ソウ】【5ソウ】を切った場合が最悪で、その巡目に他家にあわせ打ちをされると倒せない。しかし、沢崎プロには打てない他家から現物の【2ソウ】がこぼれる可能性もある…

金プロの選択はダマ!

しかし、金プロの押しを見て、鈴木プロ、小林プロは、沢崎プロの単独の現物も打たない。

そして、最終巡目となり、2人から【2ソウ】【5ソウ】が打たれる可能性が低いと判断し、その代わりに沢崎プロからの出アガリも見逃せない金プロがリーチを打つも…

結果は流局での終局となった。

予選B卓の勝ち抜けは、小林剛プロ(TEAM雷電)、鈴木たろうプロ(ヤミたろうのtaku ズルたろう)となった。

 

岸本英嗣
HQ麻雀に魅せられ、「尊敬するプロ雀士は河野直也プロ」としかいえない体に調教されてしまったバツイチおやじです。場代を稼ぐために麻雀の合間に弁護士をしています。東京大学文科三類中退、東京大学法学部卒業。尊敬するプロ雀士は、安達瑠理華プロ。
  • この記事が気に入ったら
    フォローをお願いいたします!
    最新の麻雀・Mリーグ情報をお届けします!

  • \ほぼ毎日4コマ 最新④巻 好評発売中!/