いつか、麻雀からファンに
なってくれる人が
増えるような
麻雀を打てるように
EX風林火山ドラフト会議
指名選手オーディション
【中田花奈インタビュー】
中田花奈(日本プロ麻雀連盟)
Twitter:https://twitter.com/nakada_official
EX風林火山のドラフト会議指名選手オーディションに参加した中田花奈。200ポイントのアドバンテージを持ってスタートした2次予選だったが、プロの壁に阻まれ、最終的には139.5ポイントの41位という成績で敗退となった。ただ、最終節では自身よりもキャリアが上の相手に3連勝を決め、配信対局でもトップを取るなど、見せ場も作った。オーディション終了直後の中田に話を聞いた。
-オーディションを戦い終えて、今のお気持ちはいかがですか。
私はMリーグを見て麻雀を覚えたので、これまではMリーグルールで対局できることがあまりなかったのですが、ずっと見ていたルールで試合ができるのが楽しかったです。
-ご自身よりもキャリアも実績も上の麻雀プロと打つ機会がたくさんありました。
プロになる前から番組とかでMリーガーの方と打たせていただく機会が意外とあって、すごくありがたい環境にはいさせてもらってはいました。でも、そのときは楽しく打っていただけだったので、今回のような真剣勝負とは心境が全然違います。気持ち的には、かなり大変なところがありました。
-今回のオーディションで得るもの、勉強できたこと、もしくは足りないと感じたところについて、お聞かせください。
プロになってからは、放送対局や見えるところで麻雀を打つのが怖くなっていたので、もう少しメンタルを鍛えたいと思いました。
-月末には「RTD Girls Tournament2021~新世代バトル~」での対局を控えるなど、今後も放送対局でたくさんの方に麻雀を見ていただく機会が増えると思います。
まだまだプロと名乗って放送対局に出ていいような状況ではないと感じています。早く、そこで戦うにふさわしいだけの実力をつけたいと思います。
-最後に、応援してくださるファンの方々に向けて、ひと言お願いします。
今はもともとのファンの方がたくさん見てくださっていますけど、いつか「麻雀からファンになりました」という方がつくような麻雀を打てたらと思います。これからも頑張っていきますので、よろしくお願いいたします。
さいたま市在住のフリーライター・麻雀ファン。2023年10月より株式会社竹書房所属。東京・飯田橋にあるセット雀荘「麻雀ロン」のオーナーである梶本琢程氏(麻雀解説者・Mリーグ審判)との縁をきっかけに、2019年から麻雀関連原稿の執筆を開始。「キンマweb」「近代麻雀」ではMリーグや麻雀最強戦の観戦記、取材・インタビュー記事などを多数手掛けている。渋谷ABEMAS・多井隆晴選手「必勝!麻雀実戦対局問題集」「麻雀無敗の手筋」「無敵の麻雀」、TEAM雷電・黒沢咲選手・U-NEXT Piratesの4選手の書籍構成やMリーグ公式ガイドブックの執筆協力など、多岐にわたって活動中。