Mリーグ2021開幕直前、EX風林火山が「開幕直前メンバー揃い踏みスペシャル生配信」を実施
9月23日、EX風林火山がYouTubeにて「開幕直前メンバー揃い踏みスペシャル生配信」を実施。二階堂亜樹・勝又健志・松ヶ瀬隆弥・二階堂瑠美の4選手がオンラインでファンとの交流を図り、新シーズンへの意気込みを語った。
司会進行は日本プロ麻雀連盟の日吉辰哉プロが担当。配信の冒頭では、昨シーズン限りでチームを退団した滝沢和典が動画出演し、EX風林火山ファンに向けてこれまでの応援への感謝と新天地での意気込みを伝え、藤沢晴信監督からはねぎらいの言葉と花束が送られた。
その後は新シーズンに臨む選手たちがファンのみなさんにご挨拶。9月27日が瑠美の誕生日ということで、料理が得意な松ヶ瀬による手作りのケーキ、そしてスタッフから瑠美がファンだという人気アニメのグッズであるキャリーバッグがプレゼントされた。
続いて配信は「2020シーズン最終盤を振り返る『勝又健志のポストシーズンミラクルストーリー』」のコーナーへ。セミファイナル最後の親番でダブルリーチの脅威にさらされたときや、優勝を決定付けたファイナル最終戦での局面について、深い思考を解説してくれた。また、勝又はセミファイナル期間中に父親を亡くしたことを告白。麻雀プロ活動を応援してくれた父親への思いを語った。
休憩を挟み、配信は「2021シーズン展望『スペシャル作戦会議&質問コーナー』」へ。二階堂亜樹・勝又健志の2人が新シーズンに向けて要注意選手を挙げるというコーナーだったが、話は「対局前に集中を乱してくる相手」という、麻雀以外の思わぬ方向へ。各選手のユニークな一面が見られるコーナーとなった。また、各選手が「負けたくない選手」について名前を挙げ、ライバルへの思いを語った。また、ファンからの質問に選手たちが答えるコーナーでは、EX風林火山のチームポーズを作ることが明言された。
休憩を挟み、配信はメインイベントとなる「スペシャル対局『メンバー対決 負けたら激辛地獄のガチンコ勝負』」へ。半荘戦1回で4位になった選手は激辛のトウガラシをふんだんに使った焼き鳥を食べなくてはならないルールだ。普段は個々人で調整を行っているとあって、4人での初顔合わせは今回が初めてという貴重な対局。実況は日吉プロ、そして解説にはKADOKAWAサクラナイツの内川幸太郎が務めた。対局では局の合間に会話をするなど普段見られない和やかな場面も見られつつ、麻雀自体は真剣そのもので、Mリーグに向けて打ち筋を調整している様子も見られた。そしてオーラスには衝撃の結末が。何が起こり、誰が激辛焼き鳥を食べることになったのかは、ぜひEX風林火山の本陣に加入し、会員限定のアーカイブ動画でチェックしていただきたい。
対局後にはファンの方に向け、EX風林火山グッズのプレゼント抽選会が行われた。そして最後には目前に控えるMリーグ新シーズンに向けての意気込みが語られ、配信は盛況の内に終了した。
さいたま市在住のフリーライター・麻雀ファン。2023年10月より株式会社竹書房所属。東京・飯田橋にあるセット雀荘「麻雀ロン」のオーナーである梶本琢程氏(麻雀解説者・Mリーグ審判)との縁をきっかけに、2019年から麻雀関連原稿の執筆を開始。「キンマweb」「近代麻雀」ではMリーグや麻雀最強戦の観戦記、取材・インタビュー記事などを多数手掛けている。渋谷ABEMAS・多井隆晴選手「必勝!麻雀実戦対局問題集」「麻雀無敗の手筋」「無敵の麻雀」、TEAM雷電・黒沢咲選手・U-NEXT Piratesの4選手の書籍構成やMリーグ公式ガイドブックの執筆協力など、多岐にわたって活動中。