チーム2連勝!女性陣二人でチームを救った高宮まりの豪快な麻雀!【Mリーグ2021観戦記10/22】担当記者:危険な鬼太郎

チーム2連勝!

女性陣二人でチームを救った

高宮まりの豪快な麻雀! 

文・危険な鬼太郎【金曜担当ライター】2021年10月22日

最下位のKONAMI麻雀格闘倶楽部が1回戦で1位を獲得したことでグッと上下のポイント差が無くなったポイント表。


どのチームも1回トップを取るだけで順位が上がったり、逆に4着を取ってしまうと順位が下がってしまうまだまだ微差の展開。

今年は果たしてどのような展開となっていくのか。

【2回戦】

東2局 親・勝又 ドラ【4ピン】

掴めば誰でも出す【南】単騎を親番の勝又が聴牌し、【南】を掴んだ沢崎が【南】をツモ切ると


一盃口ドラ3で勝又が12000のアガリ。この巡目で【南】を切っただけでマンガンと言われるのは余りにもきつすぎる。


東3局
 親・沢崎 ドラ【東】

高宮が首尾よくリーチ宣言!

リーチピンフ【6マン】【9マン】待ち。

そして同順、すぐさま高宮に追いつく勝又。

さして考えるような素振りも見せずサラッと【4ソウ】を強打し、メンホンチートイドラドラの【東】単騎の聴牌を入れる。

なんとこの【東】はドラなのにも関わらず3枚も山に残っていたが

なんと高宮はこれを一発ツモ。そして裏ドラを1枚乗せてリーチツモピンフ一発ドラの2000-4000のアガリ。

高宮がちょっと点数申告をする際にドタバタしてしまい、盛り上がるコメント欄。強さと人気を兼ね備えている。


東4局
 親・近藤 ドラ【9ソウ】

沢崎がなんと2巡目のリャンメン聴牌でヤミテンを選択。

【1マン】【4マン】待ちだが打点はリーチのみ。それが不満か。先ほどの高宮みたく一発でツモって裏ドラを乗せればマンガンにまで伸びるがそれも難しい。

ラス目だがまだ場は2巡目なので打点を作りに行く。234や345の三色変化や赤引きでの打点アップを目指す、沢崎のトップしか見ていない中々に強欲な打法。

一度ヤミテンにしてしまうと何巡目までヤミテンにするか迷うので、すぐにリーチしたり3着目の近藤の親番をすぐさま蹴りたいと思いリーチを掛けたくなるが、沢崎は自分のバランスを貫く。

その後、勝又がドラ3の手牌で【東】をポン!

そして沢崎がツモ切りリーチを敢行する!

これ以上【東】をポンしている勝又に好き勝手に打たせてしまうと緩手になりえるかもしれない。仕掛けも入り巡目も経ったので超渋々なリーチ宣言。

その後、勝又から【1マン】が打たれ、

沢崎がリーチのみの1300点のアガリ。沢崎に何故大トップが多いのか?という理由が知れた一局になったと思う。


南1局
 親・高宮 ドラ【中】

高宮が三色固定の打【5ソウ】を選択する。

【6マン】【9マン】が場に4枚見えでマンズが安い場。対して【3ソウ】【6ソウ】が全くよく見えないので三色めいいっぱいの手順を取る。こうして置けば最悪はポンテンチーテンの役有りにも構える事が出来るのでバランスが取れている一打。

そして沢崎が3段目にして最初の聴牌にたどり着きリーチ宣言!

ドラの【中】を叩き切って【5ソウ】【6ソウ】【8ソウ】の変則三面張のタンヤオ赤での打点がある手。これさえアガり切る事が出来れば局面を一気に変えることが出来るが、

高宮がこれに追いついて追っかけリーチ!

【6ソウ】の受け入れを削ってまで残した【8マン】を暗刻にして確定三色のカン【3ソウ】でのリーチ!

沢崎の待ちももちろん三面張なので山にたっぷりと残っていた物の、

ここは高宮が【3ソウ】をツモってリーチツモ三色裏の4000オール!大きすぎるアガリを決めた。

その後も高宮は攻めに攻め続ける麻雀を貫いて続く一本場では勝又がホンイツ仕掛けをしている中で、

【2ピン】【5ピン】が4枚切れでもすっとドラの【中】を勝負し、【2ピン】【5ピン】ピンフの聴牌を取ってこれを三色聴牌の沢崎から、

リーチ宣言をされる物の、このリーチ宣言牌の【赤5ピン】を高宮は捕らえて

  • この記事が気に入ったら
    フォローをお願いいたします!
    最新の麻雀・Mリーグ情報をお届けします!

  • \近代麻雀新刊&おすすめ/