華奢な身体で強面3人をなぎ倒す、ベルセルク高宮まりの豪放麻雀 【Mリーグ2021観戦記 11/15】担当記者:危険な鬼太郎

シャンポンに待ちを受けてしまうと、【9ピン】が場に1枚切れていて相方がドラの【3ソウ】なので他家からの出アガリやツモも中々期待できないので、打【9ピン】としてのカン【8ピン】に待ちを構えたいところ。

問題はリーチを打つかどうかだが… ここで高宮は、

【9ピン】としてのカン【8ピン】のヤミテンを選択。一応ツモればマンガンもあるし、仮にアガリ牌の【8ピン】が多井から切られても、それをチーして【3ピン】【6ピン】タンヤオに待ちを変えられる。

牌姿は全く違うが、1回戦で園田が役無し聴牌からアガリ牌をチーして清一色を目指した考えと同じだ。

高宮は多井から切られた【3ピン】をチーし、

【5ピン】【8ピン】タンヤオに移行。そして高宮は首尾よく

【5ピン】をツモってタンヤオドラ4で2000-4000をツモアガる。

高宮の好調はこれだけではとどまらず、次局に多井がツモリ四暗刻の聴牌を入れるものの、

高宮はこれをものともせずに、

ラス牌のドラの【北】をツモって2000-4000をアガって堂々と勝負を決定づけた。

そして高宮はここから大きく失点することは無く、オーラスまで駆け抜けてチームに2連勝を持ち帰ることに成功した。

チーム2連勝した格闘倶楽部はもちろんの事、本日連続2着でまとめたドリブンズもなんと3位にまで浮上した。

10月中旬の頃と比べたら、激動と言ってもいいぐらいポイントが動いでいるMリーグ。次に大きくポイントを伸ばすチームは何処になるのか。

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