シャンポンに待ちを受けてしまうと、が場に1枚切れていて相方がドラのなので他家からの出アガリやツモも中々期待できないので、打としてのカンに待ちを構えたいところ。
問題はリーチを打つかどうかだが… ここで高宮は、
打としてのカンのヤミテンを選択。一応ツモればマンガンもあるし、仮にアガリ牌のが多井から切られても、それをチーしてのタンヤオに待ちを変えられる。
牌姿は全く違うが、1回戦で園田が役無し聴牌からアガリ牌をチーして清一色を目指した考えと同じだ。
高宮は多井から切られたをチーし、
のタンヤオに移行。そして高宮は首尾よく
をツモってタンヤオドラ4で2000-4000をツモアガる。
高宮の好調はこれだけではとどまらず、次局に多井がツモリ四暗刻の聴牌を入れるものの、
高宮はこれをものともせずに、
ラス牌のドラのをツモって2000-4000をアガって堂々と勝負を決定づけた。
そして高宮はここから大きく失点することは無く、オーラスまで駆け抜けてチームに2連勝を持ち帰ることに成功した。
チーム2連勝した格闘倶楽部はもちろんの事、本日連続2着でまとめたドリブンズもなんと3位にまで浮上した。
10月中旬の頃と比べたら、激動と言ってもいいぐらいポイントが動いでいるMリーグ。次に大きくポイントを伸ばすチームは何処になるのか。
小説家に憧れる中で、競技麻雀に惚れ込んだ二十代。視聴者と一緒の視点に立ってわかりやすい記事を書いていきたい新人ライター。
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