ハイテイの悲劇 日向藍子、運命を変えてしまった痛恨の選択【Mリーグ2021観戦記11/23】担当記者:江嵜晋之介

カン【2マン】を引ければ【5マン】【8マン】待ちでリーチ。【8マン】を引けば一盃口カン【2マン】待ちでダマテン【5マン】を引いたときは打【1マン】でテンパイとらずといったところだろうか。

日向も打【1マン】が一般的であることは重々承知の上での選択だろう。だがこの選択から少しずつ歯車が狂い始めてくる。

2巡後に【4ピン】を引く。


ここで打【1マン】とする。二盃口まで見えたため方向転換するが、【8ピン】を残していればリャンカンに受けることができた。


さらに2巡後、【6マン】引き。これで【6マン】【9マン】【7マン】【3ソウ】の受けが増える。
安牌気味に持っていた【白】を切って目一杯に構える。


次巡ツモ【7ピン】。ここで4巡目の【8ピン】が裏目となり、難しい手牌に。
日向は少考の末、打【6マン】を選択。シャンポンの受け入れを無くしつつ、七対子のイーシャンテンはキープする。


すると2巡後のツモがなんと4枚目の【6マン】。またしてもテンパイを逃してしまう。

数巡の間に2度(七対子の裏目も含めると3度)のテンパイ逃し。
勝負手だったはずなのに、雲行きが怪しくなってくる。

ツモ切りを続けていた丸山が前巡手出しを入れており、もう【6マン】が打てないと判断して日向は打【7ピン】を選択。

ここから日向は急激に追い込まれる。


14巡目、亜樹がリーチ。

 

このリーチに対して、丸山は【1マン】をプッシュ!

親の滝沢はさらっと【5マン】を押す!
【5マン】は丸山には通っているものの、亜樹にはかなり危険な牌なためテンパイか好形高打点のイーシャンテンに見える。


日向も形上はイーシャンテン。
幸いにも共通安全牌しか引いてこないため、形を保ちつつツモ切りを続ける。

すると、親の滝沢が最終手番でツモ切りリーチを敢行!

待ちは悪いものの、自身のツモ番がないので放銃のリスクはなく、テンパイしている2人からひょっこりこぼれることも期待でき、
逆にテンパイしていそうな丸山が最終手番で無筋を掴んだ場合降りてくれる可能性もある。

しかし、丸山は最終手番で【7ソウ】をプッシュ。
(亜樹の【7ソウ】が通ってから滝沢は全てツモ切りしているため、ほぼ通りそうな【7ソウ】ではあるが)


リーチをかけている亜樹は【7ピン】を引きツモ切り(セーフ)

苦しくなった日向。
テンパイになる牌を引けば目を瞑って1牌勝負もあるが、やはり欲しいのは全員の安全牌。


しかし持ってきたのは通っていない【4ソウ】
ハイテイでまさか手牌全てが通っていない牌になってしまった。

皆さんはここから何を打つだろう?
候補は5つ。

・ダブルワンチャンスの【4ソウ】
・ノーチャンスだが初牌の【7マン】 (2枚持ち)
・同じくノーチャンスだが初牌の【8マン】 (1枚持ち)
・中筋の【4ピン】
・ほぼ中筋の【6ピン】
(【3ピン】が通ったあと、滝沢は手変わりしていないので【3ピン】【6ピン】待ちは無い可能性が高い)

どれもほとんど無さそうだが、どの牌も当たらないとは断言できない。
ここで日向は長考に入る。


日向が出した答えは…。

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