貪欲に攻めた2回のアガリ! ABEMAS・松本吉弘の比類なき切れ味 【Mリーグ2021観戦記12/7】担当記者:ZERO


これも赤を使い切るためのチー。

【中】バックになるがお構いなし。

エレガントな滝沢に対し、泥臭い松本。
こうして


あのとき残した滝沢の【4ソウ】


松本への痛恨の放銃となってしまった。
このアガリで松本はトップに浮上。
オーラス、石橋の3着キープのアガリを経て


松本の笑顔が弾け飛んだ。

今季まくられ続け、半端なリードでは勝ちきれないことを肌で感じたからこそ、開局のマンガンをダマテンに構えずリーチに踏み切った。

全員が前に出てくることをふまえ、持っているドラを全て使い切り、泥臭く【中】バックから仕掛けた。

アガったのはその2回だけだが、攻めへの貪欲さが感じられる松本の完璧なる半荘だった。

戦前の優勝候補筆頭だったABEMASの目は、もうセミファイナルに向いているのかもしれない。

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