実に単純な話ですが、攻撃と降りは赤とドラのが行方を推理しながら判断。
相手の当たり牌を読むのは難しいですが、自分が持っているドラの数と巡目をカウントするだけで、攻守の判断の参考になります。
赤持ってて巡目が早ければ、リスクを取って勝負グループに参加。
でも残りツモ数が少なくなればあまり意味が無くなります。
観戦し好きなプロと
同じ速度で打ってみる
最強戦やMリーグなど、麻雀の観戦が盛り上がってますね。
むかしから麻雀上達法として、上手な人の打ち方を見せて貰う、いわゆる後ろ見があります。
フリー雀荘ではだいたい禁じられてますが、今はネットで観戦し放題。
麻雀ファンのレベルが上がらないワケがない。
しかもプロの解説や解説のプロの解説がって混乱しましたが、至れりつくせりです。
さらに対局映像からその場でコンピュータが牌姿を抽出するサービスまで、実験的に始まってます。
フリーのお客さんにも、好きなプロの対局を熱心に研究している人も多いです。
「あのプロならどうする?」
と考えるのは大切。
目的はそのプロに近づく事で、追い越すことではないのでマネでも十分。
プロの読みを推理するのもいいですよね。
視聴者は4人の手牌がと当たり牌が見えていて、対局者がどれだけそれに迫れるか。
尊敬する対局者と同じ速度で打ってみるのはどうでしょう。
良くこんなに早く決断できるなもあれば、自分は手拍子で軽く決断しすぎかもありそうです。
観戦や本で学習、実戦して記録をして検証。
2022年はこの繰り返しで、10半チャンでトップ1回分浮くのを目指してはどうでしょう。
私は言いっ放しですけど。
(文:山崎一夫/イラスト:西原理恵子■初出「近代麻雀」2022年2月号)
●西原理恵子公式HP「鳥頭の城」⇒ http://www.toriatama.net/
●山崎一夫のブログ・twitter・Facebook・HPは「麻雀たぬ」共通です。⇒ http://mj-tanu.com/