麻雀に年は関係ない!卓上狭しと駆け回る KADOKAWAサクラナイツ 沢崎誠のアクティブ麻雀【Mリーグ2021観戦記1/6】担当記者:ゆうせー

【4マン】を引き入れて打【東】

石橋がツモれないなかで、

「チー」

鳴いて前に出る、

沢崎の姿が!! 【4ピン】を鳴いて喰いタンのイーシャンテンに! 残した【3ソウ】がこんな形で活きてくるとは!

思えば、上家の瀬戸熊が仕掛けてきているのだから、何もせずにボーッとしていたらまくられてしまう。

自分がアガるために、細い喰いタンのルートも残しておいた沢崎の好判断だ。

ここでは石橋の現物で、瀬戸熊がチーした【4ソウ】を切った沢崎、

次のツモで【7マン】を引いてテンパイ!

いざとなれば【3ソウ】が落とせるので、守備力も保たれているのが素晴らしい。

テンパイした瀬戸熊が【5ソウ】を勝負。

石橋 沢崎『ロン』

折り重なる声。だがアガれるのは1人。アタマハネで沢崎のアガリだ。

最後までアクティブに卓上を駆け回って、アガリと勝利をもぎ取った沢崎。

沢崎が語った、

『麻雀打ちが年齢を考えたら引退』

という言葉が、これ以上ない説得力を持って見る者の胸に降りてきた、実にエネルギッシュなトップであった。

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