第12試合 咲乃もこvs千羽黒乃vs歌衣メイカvsFra
神域リーグ・第4節第12試合の出場選手がこちら。
東家:咲乃もこ(チームアキレス)
南家:歌衣メイカ(チームアトラス)
西家:Fra(チームゼウス)
北家:千羽黒乃(チームヘラクレス)
現在ポイントプラス中のCランク選手2名と、Aランク選手2名の対決となった。特に注目は四暗刻をアガり、好調の歌衣選手。他3名よりも積極的に打点をみたりあがりをとりにいく攻撃的な選手で、他3名がどのように対応していくのだろうか。
【東1局 千羽黒乃の副露対応】
配牌からダブ東が暗刻だった咲乃選手が、ホンイツに向かうチーで発進。
仕掛けをいれた親の上家の千羽選手の手は少し苦しい。
を切って役牌もマンズもすべて打たない方針。親に切りづらい役牌を3種打って先制テンパイまでいくのは厳しそうである。この当たりの的確な副露対応はさすがAランク。
千羽選手の絞りがきいて咲乃選手はテンパイできず流局で終わった。
【東3局 3人のめくりあい】
七対子のイーシャンテンの咲乃選手はドラをさらに引いてトイトイの可能性もでたが、どうするか。
選んだのは打、イーシャンテンになる受け入れを最大に保った。
このドラを歌衣選手がチー。積極的にアガリに向かっていく。
見事テンパイした咲乃選手がリーチ。地獄待ちの単騎の選択もあったが、待ちを選択。
待ちはが3枚見えており、全員がソーズを切っていて場況がいい。咲乃選手にも通りそうなで、絶好の待ちだ。
千羽選手も高め三色の手でおっかけリーチ。高めを自模れば3000・6000。
2件リーチを受けた歌衣選手は現物のもあるが。
完全安牌ではないが2人に通りやすそうな打とし、形を崩さない攻撃的な選択。
テンパイし、も押した! 子のリーチに対し3900の両面テンパイは十分勝負になる。
すぐに自摸。
リーチ棒も含めて大きなあがりとなった。
【歌衣選手の連続加点】
人一倍役満に敏感な歌衣選手。さすがにこの配牌は大三元も意識してしまう。
白と中を鳴けて、さらにを自模って選択。
打とし、ドラとトイトイを両方みた。他家がで止まってくれれば時間があるため、大三元はあがれなくとも、ある程度の打点はみたい。
歌衣選手の河のように、役牌を2つ鳴いて、まっすぐホンイツにいっていなさそうな河のとき、ホンイツ以外の打点→大三元やドラ対子、トイトイなどがありそうである。
ラス目の千羽選手は、勝負手が入り、リーチ。
歌衣選手はリーチを受けて、イーシャンテンのところにリーチ者からがでる。はリーチの現物として使えたが、もポンして、押し返していく。
リーチの現物待ちなら、愚形待ちでもいい待ちだ。
すぐにFra選手からでて歌衣選手のアガリ。攻撃的な選択がはまっている。
南2局、親番の歌衣選手。配牌がよく、ドラ3の先制リーチを早々に打った。
リーチに受けていた咲乃選手はがフリテンでと安牌があるが、筋のをプッシュ。