鈴木優が放った決死のリーチ どうかもう一度 最強位に手が届く場所へ #麻雀最強戦2022 【タイトルホルダー頂上決戦】観戦記【A卓】担当記者:後藤哲冶

 

結果は――。

鳳凰位が、最後まで決め切った。
望みを断ち切る、静かな一撃。

鈴木に与えられた猶予は、1巡しかなかったのだ。

700.1300。そう告げられた小林と鈴木の心中は、どのようなものだっただろうか。

 

決勝卓勝ち上がりは

佐々木寿人(鳳凰位)
渋川難波(雀王)

の2名となった。
終始強気に攻め切った佐々木の打ち回し。
最終局早い段階で受けに回る判断を下した渋川も見事だった。

最強戦の申し子と呼ばれた最高位鈴木優は、予選敗退となった。

しかし、今日の対局で誰もが感じたのではないだろうか。

鈴木優と最強戦の因果が、これで終わるはずはない、と。

もう一度この舞台にやってくる鈴木優の姿が見られると、私は信じている。

 

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