原佑典と岡崎涼太の運命分岐点 覚悟のテンパイ取らずの結果は… #麻雀最強戦2022 【男子プロ因縁の抗争】観戦記【決勝卓】担当記者:徳岡明信

南3局はリーチをかけた白鳥の1人テンパイで流局。
いよいよオーラスへ。

南1局1本場 供託1
現状の持ち点と各自の条件を整理しておく。

猿川 31300   倍満ツモor岡崎から満貫直撃
原  4100     岡崎から役満直撃
岡崎 48400   アガればor親ノーテンで優勝
白鳥 15200   連荘あるのみ

岡崎は自ら決めに行く。ドラ3なので多少の押し返しは怖くない。
【4マン】【7マン】のテンパイに辿り着いた。

全く有効牌を引けない親の白鳥。
残り1巡を残し、イーシャンテンまでは漕ぎ着けた。
最終手番で必ずテンパイして次局に望みを繋げたかったがテンパイは入らず。

無念の流局。

流局後に唇を噛み締め悔しさを滲ませる白鳥が非常に印象的であった。

この結果、麻雀最強戦2022「男子プロ因縁の抗争」優勝者は
岡崎涼太 に決定した。

因縁の相手、尻無濱航を予選で倒し、決勝卓では同団体の先輩3人にも勝った。
2年連続のファイナル進出。今年こそファイナルでの奮起を誓う23歳の若武者は対局後のインタビューでも非常に落ち着いていたが、少し笑みもこぼれた。

岡崎涼太プロ優勝おめでとうございます。
ファイナルでの御活躍を期待しております。

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