河野直也が選ぶ『Mリーガー究極の決断』〜安目一発ツモ切り・牌山への挑戦状〜滝沢和典編

魚谷が次にツモってきた牌は滝沢のツモ山にいればトップになる【6ピン】だった。
牌山が滝沢の選択と真っ向に勝負してるように思えた。

結果は流局。
自分がアガる次に嬉しい結果が訪れたのだ。

この後

このリーチピンフドラ1のリーチを打ち、終盤2着目の優から【4マン】が出てロン。

先程とほぼ似てるのだが裏が1枚乗れば4着から2着にアガるということと、親の魚谷が

神目線ではテンパイしてると分かるのだが、滝沢目線からはリーチ後に【1ピン】トイツ落としでこの瞬間にテンパイしてることが不確定だったこと。
となると仮にこれを見逃しても魚谷がノーテンならばどの道4着のまま。

先程と大きく違うのは
『見逃してももう1局あるか分からない』
ということだ。

以上のことからこれはアガリを宣言するだろう。
結果は裏ドラが乗らず4着のままだったが、この試合、滝沢の究極の決断はこれからも語り継がれる一発ツモらずだったと思う。

滝沢は今シーズントップがない、だからどうしてもトップが欲しかった。
そう思う方もいるだろうし、いるのが当たり前である。
でも、滝沢はMリーグはチーム戦、自分が不調でも仲間がいる。
だから、自分が信じた麻雀でチームに貢献しようと思う選手だというのを皆様には改めて知って欲しい。
これはきっとMリーガー32人全選手がだ。

すべてはチームの為に、そして見てくれている全ての皆様の為に、Mリーガーはこれからも走り続けていくだろう

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