渋川の河に注目してみよう。は現物だが、見方を変えれば
周りを厚く持っていないだろうとも考えられる。
を切ってしまうと、使いにくくなった
もそのまま押し出されてしまう可能性が高い。
ここは東城、渋川の河から「良い」と踏んだソウズ上でのアガリを狙って、強気な選択に出た。
と払い切ったあとで、
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ドラを重ねてイーシャンテンに。
そして、
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なんとドラがアンコになってのテンパイ! 役アリなので、ダマテンに構えた。
「チー」
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渋川も赤を鳴いて前に出る。
次の東城のツモは、
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だった。
東城は、
![](https://kinmaweb.jp/wp-content/uploads/2023/01/batch_image23-9.jpg)
待ちをシャンポンに変えて、リーチへと踏み切った!
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のスジになっている
が狙い目だ。特に渋川はピンズはもう要らないだろう。
を止められないため、直撃が狙える。
もとより照準を合わせていた、のそばである
も悪くない。
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「この手は勝負」と決めたら、リーチに対して積極的な姿勢を見せ続けている東城。
この最終形では、
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を一発ツモ!
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裏も乗って、リーチ一発ツモドラ3裏、4000-8000は4200-8200! 狙って残した
が活きた、会心のアガリだ。
親かぶりをした渋川を抜き去り、再び東城がトップ目に。
2着目の渋川はもう親がない。
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南3局は松ヶ瀬がアガリ、あとはオーラスを残すのみ。
東城の心配ごとは、ただ一つ、
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親番を残している松ヶ瀬であった。
オーラスの3巡目、
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渇望していたドラのを引き入れて、
ここで松ヶ瀬は、
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打とした。理由としては
ターツがタンヤオ確定ブロックではないことが大きい。
こう構えておけば、数巡後にでもを引いたときには、ペン
で即リーチにいける。その際には切れている
が迷彩として活きてくる。もちろんペン
先引きも物凄く大きい。
ピンズ部分の変化は打も打
も変わらない。ここは打点十分な手格好からの、即リーチやダイレクトテンパイを重く見た一打だ。
次巡、
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を引いて、これならタンヤオになるのでペンチャンを外してイーシャンテンに戻す。
次にを引いて打
。
そして、
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を引いて単騎テンパイに。
ここは、
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打とする。
ソウズの多面張はどのみち残るので、
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場に安いマンズに色気を持った選択だ。を切っているからこそ、引き戻してのテンパイは最高である。
また、こう構えてもや
を引いたときにはノベタンや亜両面に受けられる。
何度も何度も聞いてきた「繊細」という単語。