KADOKAWAサクラナイツ
レギュラーシーズン -41.5pt 4位
セミファイナル -376.0pt 6位
(左から)
渋川難波 岡田紗佳 内川幸太郎 堀慎吾 森井巧監督
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内川幸太郎 151.1pt 10位/32人
「サクラナイツは幸運にも初年度からファイナルに残っていて、もちろん今シーズンも、チームの最大の目標である『毎年ファイナルに残るチームが常勝チーム、強いチームだということを証明しよう』ということで、昨シーズンのチャンピオンチームではあるんですけれども、チーム編成も変わっていますし、新たなチャレンジャーとして連覇を目指したところですが、レギュラーシーズンはやっぱり苦しかったですね。ずっと苦しくて、個人成績も本当に最後だけ勝った感じで、シーズン中は勝っているイメージもなく、ただいい場面で勝ててセミファイナルには進出できたかなとは思っております。ただ、セミファイナルは勝負がけを早めに選択しなければいけない場面が多かったりしたので、こればっかりは改善もあると思いますけど、麻雀という面では仕方がないところもあるかなと。やっぱりレギュラーシーズンでどれだけポイントを重ねて有利にセミファイナルを戦えるかというのが何年かやってきての経験なので、今年はそれが厳しいほうに出てしまったな、逆にここまでのシーズンはかなり幸運に恵まれてきたんだな、というのを実感しています。また来シーズンに対策を立ててやっていきたいと思っています。
麻雀ではないんですけど、沢崎さんが抜けて、チームの年長者としてまとめる立場という意識も、今年は自分なりにですけど、それなりにやってこられたかな、と思います。渋川さんがチームを気遣ってくれて、スタートからやりやすい環境の中で進めていけたので、そういうところでは1年目は大成功だったかなと。来シーズンはみんな、より我を出して、遠慮してしまうと麻雀も遠慮してしまう傾向にあるので、それこそ何でも言える立場だから『自分はこうやってくるよ』みたいな感じで、来シーズンはそれぞれの成績を楽しみにしていただければいいかなと思っています」
岡田紗佳 36.7pt 14位/32人
「今シーズンは、レギュラーとセミファイナルを両方プラスで終えられたのは、自分の中で大きいです。チームとしては本当に悔しくて、ファイナルに行けなかったのも初めてでしたし、でも来シーズンに切羽詰まっている感じも個人的にはそれほどありません。このチームなら戦っていける自信があるので、来シーズンもファイナル、そして優勝を目指して、また一生懸命戦いたいなと思っています。
(メディアへの露出が多いことについて)タイミングとしても、国士無双十三面待ちとかがあった後に今シーズンが始まったので、タイミング良くいろいろなメディアに出させてもらいました。でも、それも私がどうこうというよりMリーグが盛り上がっているからこそ、Mリーグに出ている岡田紗佳としてメディアに出られていると思うので、本当にMリーグのおかげかなと思っています」
堀慎吾 ▲124.2pt 23位/32人
「レギュラーシーズンからずっと僕が不調で、チームの足を引っ張ってしまっていました。レギュラーシーズンは他の3人、3人じゃなくて2人ぐらいが勝ってくれたので(笑)通過はできました。セミファイナルで何とかその分を取り返せたらいいなという気持ちでずっと戦ってきましたけど、結局セミファイナルも僕が大事なところでラスを引いて、自分が勝てなくて自分が弱いから負けたな、という感想が強く残ったシーズンでした。単純に弱いから負けたと思います」
渋川難波 -105.1pt 21位/32人
「思った以上に緊張して、序盤は自分らしさがあまり出せませんでした。ただ、そのきつい時期にチームメートが助けてくれてレギュラーシーズンを突破でき、セミファイナルでは自分は少し良かったのですが、チームが苦しいときにトップを取れませんでした。ちょっと悔しい1年にはなりましたけど、来年への手応えをつかみました、という感じです。来シーズンは絶対に優勝します!」
森井巧監督
「本当に、シーズンを通して苦しかったな、というのが印象です。10月の最初のほうは良かったのですが、それ以降はずっとゼロを超えられない、ずっとボーダーラインをさまよっているみたいな形で、シーズンを通して本当に厳しかった、というのが大きな印象だと思います。
(来シーズンについて)もともとサクラナイツを立ち上げたときから常にトップ4、ファイナルに残るチーム作りを、ということでここまで来ていると思っています。もちろん幸運に恵まれつつも、しっかりそれができてきたというところがあるので、来シーズンはまたしっかりファイナルまで残って、優勝にチャレンジできる立ち位置に行くことを目標に、来シーズンも頑張りたいと思います」