4枚目のはツモ切ってしまえば何の問題も無さそうな牌に思ましたが

が下家の菅原選手に鳴かれてはいけないと
を暗カン。

を山の奥から発掘。
太選手の1枚切れのからション牌の
の切り順を見て、
を重ねたいくらいの手牌ならまだ押せそうだと
を勝負してテンパイを入れました。
この寿人選手の動きにドン引きしたのが

満貫放銃で着順の落ちる2人。
暗カンして勝負なら寿人選手のテンパイは濃厚で、これで一気にテンションが下がります。

実際にが鳴ければ形式テンパイも取れていた菅原選手は、テンパイも厳しくなったので渋々降りて3着維持に狙いを切り替え。

太選手もまだイーシャンテンと、見事な暗カンの選択となりました。

その後、太選手に待ちのチンイツテンパイが入ると

そうなったらそうなったでは止める寿人選手。
そのまま親の菅原選手がノーテンで終局し

繊細かつ大暴れな麻雀で寿人選手は自身の復帰初戦をトップで飾り、KONAMI麻雀格闘倶楽部は4戦3トップの好発進を決めました。
日本プロ麻雀連盟所属16年目。
一日中麻雀観るか野球観るか漫画読むかして、たまに寝る。
Twitter:@koshishi0610
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