期待、注目、勝利、全ては自分でもぎ獲るものだ 本田朋広が進む光り輝くプリンスロード【Mリーグ2022-23観戦記1/13】担当記者:徳岡明信

期待、注目、勝利、
全ては自分でもぎ獲るものだ
本田朋広が進む
光り輝くプリンスロード

文・徳岡明信【金曜臨時ライター】2023年1月13日

第1試合

東家:松本吉弘 (渋谷ABEMAS)
南家:園田賢 (赤坂ドリブンズ)
西家:鈴木優 (U-NEXT Pirates)
北家:本田朋広 (TEAM RAIDEN / 雷電)

園田VS優 白熱のシーソーゲームに待ったをかけたのは…

東1局

開局から園田がドラ2赤(ダブドラ)で先制リーチ。

同巡に優がカン【8ピン】の 三色、赤ドラ 5200点でテンパイを入れる。

リーチをかけている園田の現物待ちであり、
【8ピン】が場に2枚切れで、ダマテンでも5200と充分な打点。
MAX2枚アガリ牌。この手をリーチをかけて8000点にするのはリスクとリターンが見合わないと総合的に判断してのダマテンとする。

これをすぐにツモアガり、まずは優が2000/4000の加点。

打点も充分だが、園田の本手を阻止した事が大きい。
昨年10/28以来、久しぶりのトップに向けて好発進を切ったぞ!

園田の1人テンパイを挟んで迎えた東2局1本場

お次は園田のアガリ番だ!
先程アガれ無かったドラドラ赤を携え、片アガリの234の三色仕掛けから見事にハイテイ【2マン】をツモアガリ!

ファンもチームメイトも歓喜必至の4000は4100オール!
さぁ逆転の狼煙を上げるトップを目指してひた走れ!

しかし、次局の東2局2本場

優が絶好の【3ピン】から埋めての【3ピン】【6ピン】でリーチ。

直後に赤2枚を使った567の三色の片アガリ5800点のテンパイを取った園田から【6ピン】が溢れる。

効果的な裏1も乗せて8000は8600のアガリ。
すぐさま優がトップ目の座を取り返す!

さぁ園田もこれで黙って終わるはずが無い。
お次は俺の番だ!

親の優のドラ3の手を退け
リーチ、ツモ、赤2の2000/4000のツモアガリ!
再び優を交わして園田がトップ目に立つ!

 

序盤から園田と優が極上のデッドヒートを展開。
このまま2人の戦いになるかと思われた。

が、もちろんこの男も黙っているはずが無い。

本田朋広
今シーズン16戦中9トップ。 個人成績は+380.4pで堂々の第1位。
圧倒的な勝率で、今最もノリに乗っている男だ!
今宵個人10勝目を賭けて戦う本田。
この男の勢いはこんな所で止まるはずが無かった。

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