ぎこちなさは初めての証 猿川真寿、勝利を呼び込む完全メシ三倍満【Mリーグ2023-24観戦記 10/13】担当記者 東川亮

迎えたオーラスは3巡目にカン【5マン】待ち役なしテンパイを入れるも、【4ピン】を引いて打【9マン】、1シャンテンに戻す。こうしておけばタンヤオの役をつけられ、鳴きも使える。

【6ピン】引きは最高、役ありの【2ピン】【5ピン】【8ピン】待ちでテンパイ復活。

逆転手を狙う醍醐からすぐにツモ切られ、最後も自力で、自身のMリーグ初トップを確定させた。

決め手になった三倍満の局を含め、猿川はこの試合でも勝負どころでは獰猛な獣のごとく押した。しかもほとんど時間を使わないので、見ていて気持ちがいい。今後は手痛い放銃を食らうこともあるかもしれないが、それ以上に爽快なアガリを決めてくれるだろう。新規参入チーム、BEASTJapanextにとっても、リーダーの初勝利は今後に向けて明るい材料となった。

最後のポーズがぎこちなさ過ぎる気がしたが、それがなじむ頃には、たくさんのトップを獲得しているはずだ。

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