「女の敵は女。」【Mリーグ2024-25観戦記 12/19 第2試合】担当記者 ゆうせー 伊達朱里紗 vs 猿川真寿 vs 醍醐大 vs 岡田紗佳

ダマテンを選択!

注目を浴びている、下家猿川の現物を、

サッと拾う選択をとった。

「優美な百合」を思わせる、1000は1300の華麗なかわし手。

親番の猿川を押さえ込んだあとは、

本手で決める!

ほどなくして、醍醐からメンタンピン一発ドラ、8000の出アガリ。

Mリーグ個人三冠。

「女王」伊達朱里紗の重たい一撃が決まった。

こうして、伊達が一歩リード。それを岡田が追う形で、

オーラスを迎える。

南4局は、

岡田が2000の出アガリ。

1本場では、

醍醐のリーチが入る中で、

岡田はカン【6マン】をツモアガリ!

細かく刻んでいきながら、

伊達を1200点上回って、南4局2本場へ。

牌山に手を伸ばす岡田。真剣な表情を、桜色のリボンが彩る。

配牌は厳しい。

しかしこれが、

4巡目には、この形に!

ぐんぐん手が伸びて、広いくっつきのイーシャンテンに!

次に岡田が持ってきたのは、

【3ピン】であった。

どこかしっくりこない感触もあったかもしれない。

けれども、

「私は踏み込んで勝つんだ!」

岡田は積極策に出た!

この日2回目となる、シャンポンでの即リーチ!!

そして、

逆転を許してしまった伊達としても、見てばかりはいられない。

岡田が切った【4ソウ】をチー。

リーチ者はアガリ牌以外をツモ切らなければいけないので、上家の力を借りつつ前に出る。

ほどなくして、

タンヤオでテンパイ!

【6ソウ】ならアガってトップだ!

次に伊達が持ってきたのは、

【9ピン】

これは岡田のアガリ牌…!

「ロン」

  • この記事が気に入ったら
    フォローをお願いいたします!
    最新の麻雀・Mリーグ情報をお届けします!

  • \近代麻雀戦術シリーズ 新刊情報/