2017年の8月1日(牌の日)に開催され好評を博した「麻雀最強戦PRESENTS 高校女子オープン大会」。
その第3回となる「高校女子オープン大会 2017・冬」が12月24日(日)、13時より開催された。
8名の高校女子によるトーナメント戦の結果、高山結理さんが優勝を果たした。
高山さんには主催の「近代麻雀」よりぼのぼののぬいぐるみ、協賛の大洋技研株式会社より家庭用全自動麻雀卓アモスJPが贈られた。
また、「近代麻雀」星野信夫編集長より、第4回大会を2018年8月1日に開催されることが発表された。
【参考記事】
優勝は廣岡璃奈さん!(静岡県立浜松大平台高等学校)【高校女子オープン大会 2017・夏】
優勝は當麻寧々さん!(関西大倉高校)【高校女子オープン】
【近代麻雀】新企画始動!! 麻雀最強戦PRESENTS 高校女子オープン大会開催!!
今回参加してくれた高校女子たちは次の8名。
廣岡璃奈さん
當麻寧々さん
大杉麻比さん
櫻井桃菜さん
山村澄麗さん
高山結理さん
鈴木未来さん
香西柚紀さん
1回戦は、鈴木・廣岡・櫻井・當麻の対局。
前回・前々回の優勝者である廣岡・當麻へ初出場の鈴木・櫻井が挑む形となったが、廣岡と當麻が経験の差で勝ってか勝ち上がった。
2回戦は、山村・大杉・香西・高山の対局。こちらは高山と大杉が勝ち上がった。
決勝戦は大杉・高山・當麻・廣岡のならびでスタート。
開局は高山の先制リーチ・チートイツ・ドラ2。當麻のテンパイ打牌がつかまって8000点のアガリ。
東3局には廣岡も負けじと大杉から、タンヤオ・三色・ドラ1のヤミテンを撃ち取って8000点を加点し、高山を追う。
しかし東4局の廣岡の親番では、高山がリーチ・ピンフ・ツモの1000・2000のアガリをものにして廣岡の追随を許さない(※符ナシルールを採用)。
南1局の親番では、大杉も奮起し、リーチ・ツモ・・ドラ1の4000オールをアガって戦線復帰。廣岡をかわして2着に浮上する。
南2局には高山が廣岡からドラ3のマンガンを直撃し、高山が大きくリードし、ほぼ優勝を手にしたかに思われた。
しかしオーラス、役満が優勝条件の當麻が四暗刻のイーシャンテンにまでこぎつける。ハネ直またはバイツモが必要な大杉も、同じく四暗刻のイーシャンテン。バイマンが必要な廣岡もドラを内蔵したチートイツのイーシャンテンでリーチ・ツモ・ウラに望みをかける。
追う三者がそれぞれの最高形をめざし、高山を苦しめる。
しかし追撃もここまで。追う側がそれぞれの必要牌を持ち合う形となって、誰もが必要なテンパイを入れられずに流局での決着となった。
優勝した高山はまだ1年生。たしかな手筋は解説の多井隆晴プロもお墨付きを与えたほど。本人は「ずっと勝ち続けます」と力強く語った。今後が楽しみな女性雀士がまた誕生した。
最終結果
大杉:26,000点
高山:44,500点
當麻:11,500点
廣岡:18,000点
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※文中一部敬称略
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