2016年のクリスマス、12月24日に開催され好評を博した「麻雀最強戦PRESENTS 高校女子オープン大会」。
その第2回となる「高校女子オープン大会 2017・夏」が8月1日(火)、13時より開催された。
【参考記事】
【近代麻雀】新企画始動!! 麻雀最強戦PRESENTS 高校女子オープン大会開催!!
優勝は當麻寧々さん!(関西大倉高校)【高校女子オープン】
今回参加してくれた高校女子たちは次の7名。
大野琳さん:学校法人翔凛学園
柴田真衣さん:豊島岡女子学園高等学校
瀬川未空さん:神戸市立六甲アイランド高校
高山結理さん
當麻寧々さん:関西大倉高等学校
廣岡璃奈さん:静岡県立浜松大平台高等学校
山村澄麗さん:福岡県立博多青松高等学校
1回戦は抽選の結果、廣岡さん・瀬川さん・山村さん・當麻さんの対局。1位2位が決勝戦に進出。3位が2回戦へ。4位は敗退となる。
結果、1位2位の瀬川さん・廣岡さんが決勝戦進出が決定。山村さんが2回戦進出。そしてなんと、前回優勝の當麻さんが4位で敗退となった。
2回戦は柴田さん・山村さん・高山さん・大野さんの対局。結果は柴田さん・山村さんが1位2位で決勝進出。高山さん・大野さんが残念ながら敗退となった。
瀬川さん・廣岡さん・柴田さん・山村さんで行われた決勝戦は、これが女子高生の麻雀なのか!? と驚かされるほどのレベルの高さだった。
開局、柴田がホンイツのテンパイを入れると、山村がすかさずクイタンで捌く。
東3局に柴田がメンホンリーチ、とのシャンポン待ちという絶好の待ち。
しかし瀬川が、柴田の現物待ちのイーペーコーのみのヤミテンを柴田から討ち取って1000点で流す。
東4局、親の廣岡のとのシャンポンリーチに、瀬川はをブロックしてイーシャンテンをキープして粘るも、廣岡が安めをツモアガリ。ウラを乗せて廣岡が瀬川をかわしてトップ目に立つ。
南2局、瀬川のリーチが空振るも、廣岡との点差を2000点にまで詰める。南3局は廣岡がノミ手で場を流す。
オーラス、各人の点棒は次の通り。
山村:22,500点
柴田:18,500点
瀬川:28,000点
廣岡:31,000点
瀬川が、ドラのの重なりかホンイツへの渡りを見てを仕掛ける。トップ目の廣岡はタンヤオ仕掛けで逃げにかかる。
そしてラス目の柴田からリーチが入る。
ドラ優勝には一発ツモ・ウラウラ、あるいは他家からリーチ棒が出た後にツモ・ウラ1が必要な厳しい手だが、すでに瀬川から一度を見逃しており、これ以上の猶予はならないとの判断。
そして、瀬川も無筋やドラを切り飛ばして逆転のテンパイを入れる。
ポン ドラ その瀬川のアガリ牌のをツモったのは、マンガンツモが条件の山村。山村はこれを大長考の末にピンポイントでブロックして、オリを選択!その後柴田がツモアガリするが、条件を満たせずに廣岡の逃げ切り優勝となった(他家からのリーチ棒とウラドラが必要)。
ツモ ドラ ウラ廣岡は、昨年のクリスマスの大会では無念の予選敗退で涙を飲んだ、その雪辱を見事に果たした。
自宅でほぼ毎日1人打ち麻雀で練習し、将来はプロになりたいとのことなので、この優勝は大きな励みになることだろう。
優勝した廣岡さんには、女王のティアラと深紅のガウン、主催の竹書房よりぼのぼの・ポプテピピックのぬいぐるみなど、大洋化学より家庭用全自動麻雀卓アモスJPが贈られた。
また「近代麻雀」星野信夫編集長より、2017年クリスマスイブに次回大会が開催されることが宣言された。
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※文中一部敬称略
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