持ち味の火の玉ストレートの切れ味はそのままに、Mリーグ用の変化球の種類を増やして瀬戸熊はMリーグの舞台に上がっていたのだ。それもたった2か月ほどで。まさに脱帽だ。
瀬戸熊が見事な内容で4勝目を飾った。
試合後のインタビューで、麻雀についてよく相談しあっていると話していたチーム雷電。
チームの決め台詞を言わされそうになった瀬戸熊は、こう話した。
「(セリフを言う)本家の萩原さんがトップをとったときのために残しておきます」
なんと粋な計らいだろうか。
『雷電の麻雀は…』
この続きが聞ける日を雷電ファンは、そして萩原聖人ファンは、心待ちにしている。
京大法学部卒の元塾講師。オンライン麻雀「天鳳」では全国ランキング1位。「雀魂」では4人打ち最高位の魂天に到達。最近は、YouTubeでの麻雀講義や実況プレイ、戦術note執筆、そして牌譜添削指導に力を入れている、麻雀界では知る人ぞ知る異才。「実戦でよく出る!読むだけで勝てる麻雀講義」の著者であり、元Mリーガー朝倉康心プロの実兄。x:@getawonarashite
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