このリーチに対し、勝又が追っかけ、そして白鳥も追いつくが
近藤がツモって4000オール。試合を決定づけた。
この半荘トップを取った近藤が次の半荘も連闘。これまで戦えなかった思いを卓上にぶつける。その2回戦も2着にまとめ、セガサミーフェニックスは5位に浮上した。
混沌とする3位~6位までのファイナル進出争い。
個人の好不調も浮き彫りになってきて、各チーム各メンバーともに思惑が交錯してきた。
ABEMASは本日の対局でこれまでの貯金をほとんど吐き出してしまったし、Piratesも不調な印象はないのだがトップが取り切れずに未だマイナス圏だ。それを追うように雷電がいて、そして近藤が戦線に復帰したフェニックスがいる。
セガサミーフェニックスは、近藤の復帰により、その名の通りフェニックスのように上位チームに食い込んでいくのであろうか。
年末に向けて、ますますMリーグから目が離せなくなるのであった。
1回戦
(近藤+57.4 勝又+11.5 白鳥-14.0 瀬戸熊-54.9)
2回戦
(勝又+56.8 近藤+9.9 瀬戸熊-15.1 松本-51.6)
(C)AbemaTV
麻雀ブロガー。フリー雀荘メンバー、麻雀プロを経て、ネット麻雀天鳳の人気プレーヤーに。著書に「ゼロ秒思考の麻雀」。現在「近代麻雀」で戦術特集記事を連載中。note「ZEROが麻雀人生をかけて取り組む定期マガジン」、YouTubeチャンネル「ZERO麻雀ch」
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