土田浩翔、近藤誠一、小林未沙…レジェンド解説・実況と振り返る1月17日(木)Mリーグダイジェスト【熱論!Mリーグ】

場況を見ても悪くなさそうなカンリーチだ。しかし、これがなかなかアガれない。ここで土田は調べてきていたデータを披露する。

 

土田「松本のリーチ成功率は五割を超えている(51%)んで…」

 

ふむふむ、

 

土田「さっきアガったから、今回はアガれないのかなー」

 

いやいやいや、そういうもんじゃないですw コメント欄も大爆笑だった。

この局は流局となった。しかし、この結果は、

 

近藤「松本からしたら、そこそこいい流局かもしれませんね」

 

土田「第2希望ですね」

 

第2希望という言葉のチョイスが秀逸だ。みんなが知っていてしかも頭にスッと入ってくる。お茶の間で観戦している方にもピッタリだと感じた。

 

東4局

萩原が5巡目に選択を迫られる。

マジョリティは、引きでテンパイする、打か。

萩原の選択は、

 

土田「一通狙いですね」

 

速い。

マジョリティとは違う打牌であろうと、その意図を汲むのがとてつもなく速かった。長年の経験と雀力に裏打ちされた思考速度なのだろう。

この局は萩原の一人テンパイで流局。

さて、南入だが…

 

土田「なんて早いんだろう!!!!」

 

(笑) 聞いている側も早く感じた。それだけ引き込まれる解説だ。

 

南1局

この局のドラは、半荘中3回目となる

 

土田「末広がりですねぇ…」

 

これも面白い言葉だ。巷の雀荘では耳にすることもある言葉かもしれないが、が漢字の「八」だから末広がりと呼ばれることを知らない方も多いはずだ。Mリーグは視聴者層も広い。Mリーグから麻雀に興味を持った方は特に、

 

『末広がりっていうんだ、面白い!』

 

新鮮に感じたのではないだろうか。言葉自体が専門用語でないのも伝わりやすくてなんとも良い。と、ほのぼのしていると…

 

土田「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

 

なんだなんだ、と思ってモニターを見ると、

親である松本の切りに反応しているのである。

 

土田「(このに続いて)マンズ、ピンズの3から7までの牌が出たら、だいたいもうマズイな、と」

 

なるほど、松本の河の見え方についての解説だ。そして、

このようにまさにドンピシャの河になった。解説二人は大興奮。

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