ドラ
さっきと同じくトップ目の親リーチがかかり、自分は2着目です。
似ているように見えて、この点棒だと押し引きが全然変わっちゃうんです。
決定的に違う点は、和了れば自分がトップ目になるということと、下が遠いので一回放銃しても大丈夫という点です。
この親リーチに4000オールでもされようものなら、ほぼほぼトップが決まってしまいます。
自分に着順ダウンのリスクがなければ、トップを取ることを最優先して親リーチを自らかわしにいっちゃいましょう!
俗に言う勝負局ってやつですね。
結果12000を打ってしまったらごめんなさいして、後は現実を見ていきましょうね(笑)
欲しいものは何?
最後に、自分がラス目だった場合です。
東家 16000
南家 35000
西家(自分) 19000
北家 30000
最初に紹介した点棒状況で、ラス目を自分にしてみました。
ラス目は攻め! と前のコラムに書いたので当然のリーチ! と思いきや…、ラス目は打点が欲しいのです。
ここは即リーチといかずとりあえずのトイツ落としをして回り、ドラを使ったり三色を目指した手作りをしましょう。
次回は、「間をつくらない」をテーマに書いていこうと思います!
相手にヒントを与えてしまう間は、隙になります。
間をつくってはいけないタイミングと、間をつくっても大丈夫なタイミングがあるのです。
それではまた!
(初出「近代麻雀」2018年4月1日号)
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