熱論!Mリーグ【Fri】
絶不調ABEMASに
一筋の光…新Mリーガー
日向藍子の可能性
文・masasio【金曜担当ライター】2019年10月4日
Mリーグ2019開幕
今年度より、新チーム「カドカワサクラナイツ」が加入し、切りよく計8チームとなって新たなスタートを切った。
そして、各チームに女性プロの所属が義務付けられたことにより、新たに5名の女性Mリーガーが誕生した。
女性プロの所属義務化に関しては賛否両論あったようだが、良い変更だったのではないだろうか。
対戦の組み合わせのバリエーションが広がり、毎日の先発予告を聞くのがより楽しみになったような気がする。
例えば、先日10月3日の第1試合では
新加入の瑞原が、3人合わせてタイトル何個取っているんだというくらいの、連盟所属の重鎮プロたちを相手に颯爽とトップを取るという対局だった。
こんな組み合わせ今までの麻雀番組ではなかなか見られなかったのではないだろうか?
今期のMリーグのテーマは「この熱狂を外へ」
麻雀の内容が良く分からない方でも、若い女性プロと壮年のプロ3人が打っている様子を見れば、どちらかに肩入れしたくなるのが人情だろう。
今期は対局内容はもちろん、対戦の組み合わも楽しみの一つだ。
1回戦
近藤 VS 松本 VS たろう VS 亜樹
なんといっても注目は近藤とたろうの対決だろう。
チームとしてはフェニックスは昨年6位、ドリブンズは優勝と大きく差が開いているが、二人の直接対決としては近藤3連勝、たろう3連続4着とはっきり明暗が分かれている。
3戦だけなのでたまたまといってしまえばそれまでだが、たろうにしてみればいい気はしないだろう。
そしてなにより今日10月4日はたろうの46歳の誕生日だ。
誕生日に気分よくトップを取ることができるか?
東1局
たろうまずは役牌ポンでさくっと1000点でアガる。
東3局
ドラポンの亜樹と近藤の先制リーチにドラ無しながらも追っかけリーチ。
一発ツモで2000オール。
たろうらしくなってきた。
続く東4局でも亜樹の先制親リーチにまたしても追っかけリーチ。
5200を出上がってさらに加点。
バースデートップいけるか?
しかし南1局
立ちはだかったのは宿敵近藤。
6000オールでひっくり返す。やはり簡単には勝たせてくれない。
その後決め手が出ないままオーラス。
近藤 41500
たろう 24100
たろうは昨シーズン「ハネマンおじさん」の異名を取り数々の逆転劇を演じてきた。
しかしこの点差はハネマンツモでは逆転は不可能。
ここはさすがに2着を確保しに行くかと思われたが・・・
配牌はあまり良くない。
ラスを争っている松本、亜樹が3フーロで攻める。
一方のたろうは・・・