主演・萩原聖人が魅せた麻雀という名の人間ドラマ【Mリーグ2025-26 レギュラーシーズン 観戦記 12/18 第2試合(麻雀LIVEチャンネル)】担当記者 南山幸浩

主演・萩原聖人が魅せた
麻雀という名の人間ドラマ

文・南山幸浩【木曜担当ライター】2025年12月18日

第2試合

東家:東城りおBEAST X
南家:佐々木寿人KONAMI麻雀格闘倶楽部
西家:萩原聖人TEAM RAIDEN / 雷電)
北家:内川幸太郎EX風林火山

実況:古橋崇志
解説:河野直也

勝利者インタビューで萩原はこう語った。
「誰でも勝てる席だった。ズルかった。みんなも思ったでしょ? ハギー、ズルいって!」
このインタビュー、今日は舞台のカーテンコールに見えた。
主演はもちろん萩原聖人であり、悲しい結末をむかえるヒロインを演じたのは東城りお。脇を固めたのは佐々木寿人内川幸太郎

そう、こんな舞台だった。

東1局
舞台の幕が開いた。
親の東城、【白】・赤1、1300オール。

続く、東1局1本場
3巡目で、絶好の【5マン】を引き入れ、一盃口確定のリーチ。

難なくツモり、リーチ・ツモ・ピンフ一盃口、2600は2700オールの加点。

東2局

東城、【赤5ピン】ツモ。
【1ソウ】【6ソウ】のどちらか払うと思いきや、

意外にも【赤5ピン】をツモ切り。打点よりもスピード、先切りの意図もあったか。
リードしている親ならではの立ち回り、裏目を恐れない勇気のいる選択だと感じた。

【5ソウ】を鳴き、テンパイ一番乗り。待ちは嵌【7マン】

萩原が追いつき、【4マン】【7マン】のシャンポン待ち。タンヤオ・ドラ・赤2の満貫

その後、内川から放たれた【7マン】

思わず、カメラも萩原を映したが、ここは東城の頭ハネ

萩原の満貫を、【中】・赤1の2000で交わした東城。見た目の点数より価値のある和了になった。

ヒロイン・東城が舞台を艶やかに染める。今日は彼女のサクセスストーリーか。

 

東3局1本場

萩原、有効牌を順調に引き入れテンパイ。
ピンフへの手変わりを狙うのアリ?

見た目枚数、残り3枚の【5マン】【4ピン】のシャンポン待ちをノータイムで選択。

七対子イーシャンテンの内川。
萩原の当たり牌【4ピン】が浮いておりピンチ。
しかも、萩原の河には【1ピン】【7ピン】が切られており…

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