園田、内川、勝又、茅森…「Mリーガー黄金世代」を牽引するのは…⁉︎【熱論！Mリーグ】担当記者：masasio

こればっかりは園田に聞いてみないと分からないが、もしそうだとしたら第1打が切られる前から勝負は始まっていることになる。

何とも恐ろしい。

この局アガったのはダマテンに構えた内川。

1300/2600のツモアガリ。

親のリーチも交わして大きなアガリ！！だが・・・

ここは勇気を出してリーチに踏み切ってほしかった。

確かには現物で、いくら内川が押しているとはいえ充分出アガリが期待できる牌だ。

茅森のリーチはトイツ落とし、→と切っており良形の可能性が高そうだ。めくり合のが怖いというのも良く分かる。

しかし何といっても自身の点棒が1万点ほどしかない。点棒状況的にも手牌的にもリーチを掛けたほうが良いように感じた。

もしリーチを掛けていれば一発ツモで3000/6000だった。

果たしてこれは結果論と言えるのだろうか。

続く南2局1本場

親の内川がテンパイで連荘。

さあこれからというところだったが・・・

 

ここまでアガりのない勝又が第1ツモでテンパイ。

先日の対局でタンキ待ちのチートイツをダブリー掛けなかった勝又だが、この手はさすがにリーチを掛けた。（ちなみにこの手も理牌に16秒かかっている）

ダブルリーチ、タンヤオ、ピンフ、ドラ２

かドラのをツモれば倍満だ。

この手をあっさりツモって3000/6000の1本場で2着浮上。

内川は東場に続いて2度目のハネマン親被りでかなり苦しい位置に後退。

オーラス

勝又が連荘を目論見リーチを掛けるが・・・

 

仕掛けていた園田が押し切りゲームセット。

 勝又は惜しくも3着に落ちてしまったがこれはしょうがないだろう。

茅森はなんとか2着をキープすることができた。

トップの園田はようやくの2勝目。

今シーズンはかなり苦しい試合展開が多いように見受けられるが、今日は手牌的にも展開的にも比較的スムーズにトップを獲れたように見えた。

長いシーズン苦しいことばかりではない。勝てる展開の時にしっかり勝っておくことも大事だ。ポイント的にもほぼプラスマイナスゼロまで戻ってきた園田。

これからの活躍もますます目が離せない。

昨年Mリーグが始まって一気にブレイクしたのは他でもないこの園田だろう。

Mリーグの黄金世代－

数年後には「園田世代」と呼ばれているかもしれない。

 

おまけ

2回戦

親のマンガン手をリーチを掛けてハネマンにしてツモアガり・・・

オーラスには4着から2着になるツモアガりを見せた・・・

 この人を忘れてはいけない。

（チッ・・リーチだったか・・・）

二階堂亜樹　（1981年11月15日生まれ）

前言撤回。

まだまだMリーグ黄金世代の熱い闘いは続きそうだ。