恋より牌を愛しすぎて留年…“あっという間の高校生編”【仲林圭のゲスコラム】VOL.24

仲林圭のゲスコラム】

VOL.24

こんばんは。また木曜日がやってきた。キンマウェブのお時間だ。高校編が始まったのだが、いいねの数が離婚編に比べて圧倒的に少ない。多分つまらないと言うことなのだろう。わかっている。自分でもわかっている。あれより面白いことなどないのなどわかっている。でもダラダラと書き連ねていくので見守ってほしい。

仲林の今年の唯一の楽しみをご存知だろうか。「Re:ゼロから始める異世界生活」、通称リゼロだ。先日からついに2期が始まり、仲林は本当にテンションが上がっている。是非見てない人は1期から見てほしい。後悔はさせない。これだけ角川の版権を推していたらサクラナイツから声がかかってもおかしくないと思っている。サクラナイツの方々、是非仲林を今期のドラフトでいかがでしょうか。

さて、また昔話に戻って行こう。

大体毎日1時間ぐらいしか勉強しないでテストに臨んだ仲林。平均68点を目指して孤軍奮闘するものの、もちろん全く出来なかった。ワンチャン行けるか?と言う手応えもなく、99.9%留年しただろうと思っていた。しかし、親には結構できたから大丈夫だよと言い張っていた。

3月末、担任の野中先生から電話が来た。留年が決定したとのことだった。親は大激怒した。メロスよりも怒っていたことだろう。それはそうだ。無駄に100万円払うことになるのだから、怒って仕方がないものであろう。土下座をしてお願いし、麻雀を二度としないことを伝えた。

2回目の2年生が始まった。タイムリープしているように感じるが、ただの怠惰によるタイムリープだ。

仲林は留年生としていきっていた。どのくらいいきっていたかと言うと、ZOOという雀荘にいる大学生のメンバーと比べても遜色がないほどにいきっていた。先日あまりに暇すぎて、一人でZOOに遊びに行った。仲林のことを知らない雀荘に行って気を使わず打ちたかったのだ。何回か打つと、そこの大学生のメンバーに「君結構打てるよね、どこかでメンバーしてる?」と言われた。ありがとうございますとしか返せなかった自分を恨みたい。もっと面白い返しを出来たはずなのにもったいないことをした。

2週間もすると、クラスのみんなに溶け込むことに成功した。1回目の2年生のクラスと比べ、明らかに性格の良い同級生が多かった。彼らとは今でも仲が良い。

そのクラスではサッカーが流行っており、毎日昼休みや放課後にサッカーをする毎日が始まった。非常に健康的だ。本当に毎日毎日サッカーをして、卒業をする時には普通のサッカー部の補欠よりも上手くなっていた。運動神経は非常に高いのだ。

2回目の高校2年生から仲林は一切麻雀をしなくなった。普通に学校に行き、勉強をし、平均70点くらいは取れていた。頭が良かったわけでもなく普通の成績で普通に卒業をした。留年してる時点で普通ではないというツッコミは控えてくれ。

高校を卒業し、仲林は早稲田大学理工学部に入学した。当時オレンジデイズと言うドラマがやっていたため、大学生活はあんな感じのキラキラした毎日だと期待を胸に入学をしたのだ。しかしながら現実は違った。理工学部は周りがほとんど男で、女の子は少ししかいなかった。

入学後、いろいろなサークルの新歓コンパに参加した。テニスサークル、フットサルサークルなど、色々なところに顔を出し、自分に合ったサークルを探していた。

結局仲林はフットサルサークルとテニスサークルに入った。フットサルはやりたかったから入り、テニスは友達が入ると言っていたので仕方なく入ったのだった。

そんな平穏な大学生活で、仲林は再度あの闇のゲームと出会うことになるのだった。

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