日本で一番麻雀が強いものを決める戦い、麻雀最強戦の歴代最強位対決。一度栄冠を手にしたものはもう一度それを欲しくなる。二度目の戴冠を目指し強者8名が激突!
【出場者】
【A卓】小島武夫(2期) 鈴木たろう(15期) 水沼利晃(2012) 沢崎誠(2013)
【B卓】片山まさゆき(初代) 森山茂和(12期) 福田聡(20期) 藤田晋(2014)
(最強位は第22期より2011と年代表記になりました)
A卓、B卓 の順に半荘1回勝負を行い、各卓上位二人を決定。上位二人が決勝卓に進む。決勝も半荘一回勝負を行い、その優勝者が歴代最強位代表として12月11日に行われる麻雀最強戦2016決勝ファイナルに進むことができる。
この模様はニコニコ生放送とFRESH! by AbemaTV で生放送されるとともに、後日、近代麻雀で報道され、DVD化もされる。
【実況解説】小山剛志・前田直哉(現最強位)・張敏賢(第19期最強位)
麻雀最強戦とは、近代麻雀(竹書房)が主催 唯一の麻雀大会である。第一回大会は1989年に行われ、そのときの優勝者は漫画家の片山まさゆき。
参加者は全団体の麻雀プロと著名人、さらに全国2500名以上のアマチュアが参加する日本最大規模の麻雀大会。各部門で予選を行いその勝者と現役のプロのタイトルホルダーが年末の決勝ファイナルに集結、そこで真のナンバー1が決まる。2015年麻雀最強位は前田直哉。
本日8月27日、14:00より、行われた麻雀最強戦 歴代最強位代表決定戦。
A卓からは、東1局に親のマンガンが見えている手を臆せずにリーチのみでさばいた水沼と、沢崎が勝ち上がり、B卓からは徹底した守備で点棒をキープした福田と、森山が勝ちあがった。
決勝戦は、水沼・森山・福田・沢崎の座順でスタート。
東場の親番でリーチ・ピンフ・ツモの1300オールで水沼が先行。
東2局1本場、親の森山のリーチに対して、沢崎が単騎のチートイツドラドラで追い掛けリーチをかける。
それにヤミテンをしていた福田が放銃し、ウラドラとカンウラがなんと4枚のってバイマンのアガリ! 沢崎がトップに躍り出る。
しかし福田も黙ってはいない。南1局ドラドラの手をツモるが、ピンフの3メンチャンにしてフリテンリーチ。
見事ツモり直して、さらにウラドラを1枚乗せてハネマンをアガり返す。
南2局は、森山が親番でピンフでリーチ。高めのタンヤオとなるをツモアガり、2600オールでトップにでる。
勝負を決めたは、全員が僅差で迎えた南3局1本場。
福田が親番でとポンしてカンのテンパイ。は山に3枚生きている。
福田のアガリかと思われたが、沢崎が・とポンしてドラのとのシャンポンでテンパイ。
そこに水沼がリーチで割って入る。待ちは。
この三つ巴を制したのが沢崎。
終盤、親を落とせない福田がをツモ切り、沢崎が8000点のアガリ。
ポン ポン ロン ドラこのアガリが決め手となり、沢崎がこの半荘を制した。
沢崎プロには12月11日に行われる、麻雀最強戦2016ファイナルのチケットが贈られた。
最終結果
水沼 21,900点
森山 30,700点
福田 9,900点
沢崎 37,500点
(文中敬称略)
▲ウラドラにとが眠っている恐ろしいバイマン手。
▲沢崎プロは、ツイてましたと謙虚な弁を残した。