【西原理恵子 & 山崎一夫】リーチかホンイツでリスク集団に飛び込む。

リーチかホンイツで
リスク集団に飛び込む

Twitterで実戦で見かけた牌姿を日々つぶやいてますが、時どき質問を受けます。

【1ソウ】【2ソウ】【3ソウ】【5ソウ】【6ソウ】【9ソウ】【9ソウ】【2ピン】【3ピン】【6マン】【中】【中】【發】
ツモ【6マン】   ドラ【5マン】

 

「親方ツモ切りって書いてましたけど、いつも主張してる棒テンじゃないんですか?」

【發】切りでも結果はあまり変わらないと思いますが、私好みの高目の打点を目指してるからです。
3トイツ目だけのロスはメンゼンの場合2枚。横に伸ばしたいのなら今から浮かし打ちでいいかと。

一方【發】のロスは見た目3枚で、これが重なると一挙にホンイツが加速します。

見た目3枚というのは、【6マン】はアンコになるのに対し、【發】は3トイツ目ができるだけですからね。

ただしメンゼンの3トイツに対して、ホンイツの3トイツは、みなさん実感していると思いますが、圧倒的に有利です。
なので闘いやすい変化形はこんな感じです。

【1ソウ】【2ソウ】【3ソウ】【5ソウ】【6ソウ】【9ソウ】【9ソウ】【2ピン】【3ピン】【6マン】【中】【中】【發】
ツモ【發】   ドラ【5マン】

【1ソウ】【2ソウ】【3ソウ】【5ソウ】【6ソウ】【9ソウ】【9ソウ】【2ピン】【3ピン】【6マン】【中】【中】【發】
ツモ【5マン】   ドラ【5マン】

 

実戦では

【1ソウ】【2ソウ】【3ソウ】【5ソウ】【6ソウ】【9ソウ】【9ソウ】【2ピン】【6マン】【中】【中】【發】【發】
ドラ【5マン】

ピンズを先に落として【6マン】で放銃でした。

フリー麻雀独特のドラや赤牌の裏目を想定してのリアルな裏目。
裏目は一つじゃないのも麻雀の面白い所だと思います。

私はTwitterでも麻雀の記事や単行本でも、あまり詳しい状況は書いていません。

だいたい子で捨て牌の7巡目の中盤に入るあたり、他家の動向は基本的に無視で点棒は平ら。
状況によって自分なりのバランス・変数でいいと思います。

例外はリーチとホンイツの仕掛けくらい。
リーチはテンパイが分かっている。

 

ホンイツは色が分かっている。

麻雀ではとてつもなく確実な情報なんです。

その他は推測の域を出ないものがほとんど。

 

極端な場合、裸タンキで聴牌確実でも待ちは分かりません。
リーチの待ちが分かるのはほぼ幻想に近い。

「やっぱりこれだったか」

そのほどんどが記憶の変容じゃないでしょうか。
毎日店に出てると、自分の麻雀だけでなくお客さんの手のチラ見をツイートすることもあります。
ただし従業員も立ち見禁止なのであくまで通りすがりのチラ見。

【1ソウ】【2ソウ】【2マン】【2マン】【2マン】【3マン】【4マン】【9マン】【9マン】【9マン】【1ピン】【1ピン】【1ピン】
ドラ【3ソウ】

私のツイートは
「変化してもリーチに行きにくそう」
三アンコになれば四アンコを目指したくなりますからね。

先の7巡目、点棒平らなら即リーが正解だと思いますが、もし四アンコまで行ければ、祝儀込みでトップ3回分に近いのが魅力です。

代走は裏目を
気にしすぎる

「お客さんの代走で迷うのは、棒テン維持か変化期待の半分シャンテン戻しの時」ツイート。

【2マン】【4マン】【6マン】【8マン】【9マン】【2ピン】【3ピン】【4ピン】【4ソウ】【5ソウ】【5ソウ】【8ソウ】【8ソウ】
ツモ【3ソウ】

 

多くの雀士が【9マン】切りだと思うんですが、いちおう【5マン】引きの裏目がある。

マンズの裏目は歓迎の形ですが、できればご本人に決断していただきたい。
【6ソウ】引きの中ぶくれなら、さらに【9マン】切りですよね。

 

【2マン】【4マン】【6マン】【8マン】【9マン】【2ピン】【3ピン】【4ピン】【4ソウ】【5ソウ】【5ソウ】【8ソウ】【8ソウ】
ツモ【6ソウ】

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