まさに変幻自在の
トリックスター
本田朋広の鳴き麻雀が
今アツい!
文・徳岡明信【月曜担当ライター】2023年11月20日
11月20日(月) 第一試合
今回の注目選手はこの選手だ!
今年の本田はとにかく「参加する」麻雀だ。
フーロ率は約35%非常に高い数値となっている。
更に面白い点は「リーチ」も多用している面だ。
これにより、局参加率は脅威の約63%となっている。
それでいて放銃率が3.7%と圧倒的に低い。
去年は自らの殻を破り本田朋広の麻雀を確立した。
そして良いとこは残しつつ、フーロ率を上げてとにかく局参加していくスタイルで今年も好調な成績をキープしている。
幾度と厳しい状況も、ラス回避をして粘ってきた。
まさに今シーズンの本田は去年と一味違う。
常に局に参加していく「目立ちたがり屋」麻雀が美女3人をどう翻弄していくか。
美人3人VSイケメンの華のある対局。
容姿だけでは無く内容も美しい対局を期待したい。
東家:岡田紗佳 (KADOKAWAサクラナイツ)
南家;東城りお (セガサミーフェニックス)
西家:二階堂瑠美(EX風林火山)
北家:本田朋広 (TEAM雷電)
東1局、彼は我々の期待通りに動いていく。
カンチーからの発進、456の三色に保険をかけながらのバックで手を進めていく。
先に親の岡田の仕掛けを受けて、本田もスピードを合わせていった形となる。
が、中身は雲泥の差だ。
本田はMAX2000点しか今のところ見えないが、
岡田は跳満以上がくっきり見えている。
それでいて形も良く、配牌のほとんどがソーズで染まっていた為河も非常に落ち着いている。
自身でポンしているを引いてイーシャンテン。
~まで何を引いてもテンパイだ。
次巡に嬉しすぎるを引いて待ちになる。
ツモるか出るか、いずれにせよ時間の問題に見えるような強烈なテンパイだ。
本田もを仕掛ける事が出来てイーシャンテン。
しかしソーズの形は。
テンパイすればどうなっても岡田に放銃となってしまうが…。
悪夢の時間は早め来てしまった…。
本田、痛恨の18000点放銃からのスタートで幕を開ける。
東発とは言え、残り7000点持ちでさすがの本田も苦しいか。
ついに今シーズン初の4着の影がいきなり大きく迫ってきた。
が、しかし
冒頭で説明した通り、今シーズンの本田はやはり一味違うぞ。
東1局1本場
ウソみたいだろ、これ前局18000点を放銃した人の仕掛けなんだぜ。