「女の敵は女。」
文・ゆうせー【木曜担当ライター】2024年12月19日
こちらは、
本日の作戦です!#伊達朱里紗 選手よりお願いします!#KONAMI麻雀格闘倶楽部#Mリーグ pic.twitter.com/g5yKFS3G9m
— KONAMI麻雀格闘倶楽部@Mリーグ【公式】 (@mfcmleague1) December 17, 2024
この試合ではなく、女性選手4人の試合となった12月17(火)の作戦である。
だが、わざわざタイトルに使いたくなるくらい、今日の2試合目は、
伊達朱里紗、岡田紗佳、この両名がバチバチに激突する展開となった。
第2試合
東家:伊達朱里紗(KONAMI麻雀格闘倶楽部)
南家:猿川真寿(BEAST X)
西家:醍醐大(セガサミーフェニックス)
北家:岡田紗佳(KADOKAWAサクラナイツ)
岡田は、親番で迎えた東4局に、
この形からリーチを放つ。
タンピン三色となるピンズ変化を待ちたいのは山々だ。しかし、すぐに高くなる手替わりはとの2種8枚しか存在しない。
不確実な未来より、確実な今の打点上昇、というのが狙いだ。
この親リーチで、子方がたじろいでいる間に、
ツモった!
4000オールのアガリで、トップ目の伊達に並びかける。
この日は、打牌テンポもいつもと比べて少し早く感じた岡田。
ここまで岡田は、悪夢の個人6連敗。
打速やリーチ判断を見ても「なんとしても勝利をつかみ獲るんだ」という「心の叫び」が伝わってくる。
勝ちたいと願っているのは、岡田、そして伊達だけではない。もちろん、醍醐もだが、
猿川だってそうだ。
レギュラーシーズンは半分を過ぎたところだが、
BEASTは最下位に沈んでいる。
もう1戦たりとも落とせない状況だ。
その猿川は南2局の親番に、
を仕掛けてのイーシャンテンから、の大明カンを決行。
新ドラは…
だ! 乗った!!
リンシャン牌を引き寄せる手にも、力が入る。
一方、猿川に動きがあった後で、
伊達にテンパイが入る。
待ちは、三面張。
ぐっと深く、考えを沈ませたあとで、
伊達は、