「麻雀サイボーグ」から、笑みが…こぼれた…!? 小林剛、Mリーグ200戦目メモリアル登板の結果は?!【Mリーグ2025-26 レギュラーシーズン 観戦記 12/25 第2試合(麻雀チャンネル)】担当記者 ゆうせー

「麻雀サイボーグ」から、
笑みが… こぼれた…!?
小林剛、Mリーグ200戦目
メモリアル登板の結果は?!

文・ゆうせー【木曜担当ライター】2025年12月25日

U-NEXT Pirates

Mリーグで唯一、

「二度の」優勝経験がある、常勝チームだ。

しかし、今季は苦戦を強いられている。

この試合が始まる前のチームランキングが、こちらだ。

Piratesは、マイナスが200ポイントを超えた8位。

麻雀の内容としては、4人とも「ちょっとした選択のズレが悪い方の目に出てしまうことが多い」印象だ。

一時、最下位の10位になったときは、SNSのタイムラインまでもが「そんなことがあるのか…」と騒然としていた。

Piratesを応援している「クルー」(ファンのこと)の中にも、驚きや焦りを隠せなかった方が多くいたように思う。

こういうピンチのときこそ、「麻雀サイボーグ」小林は頼りになる。

Mリーグでも1、2位を争うメンタルの強さ。これは特筆ものだ。

数年前は、チームの方針として、勝負所で「一日一剛」を徹底していたくらいだ。Piratesの2試合のうち1戦は小林が出場する、というものであったが、小林はチームのポイントを背負いながらも、飄々とした打ち回しで戦っていた。

「飄々とした」というのは傍目からの感想で、実際の心持ちは本人しか知り得ない。

ただそれでも、見るものにプレッシャーを全く感じさせない「鋼のメンタルの持ち主」それが小林剛なのだ。

今日、中盤戦ながら7、8、9位がぶつかる一戦でも、そして自身Mリーグ通算200戦目となるメモリアルの試合でも、

小林は「いつも通り」、落ち着いた表情で卓へと向かっていった。

 

第2試合

東家:多井隆晴渋谷ABEMAS
南家:勝又健志EX風林火山
西家:小林剛U-NEXT Pirates
北家:三浦智博EARTH JETS

 

Mリーグの中では平均打点の低い小林。

東4局

中盤に七対子のテンパイを果たす。

待ちであるドラの【4ソウ】は、

下家にいる、親の三浦の現物である。

ここで小林は、

リーチをかけた。

自身がラス目でもあるので、

「ツモ」

リターンを大きくすることを最も大事にした選択だ。

見事ツモりあげて、リーチツモ七対子ドラドラの3100-6100。

もう1局見ていこう。

南1局

これもまた中盤に、小林はテンパイを果たす。

【9ソウ】を打てば、【3ピン】のカンチャン待ちだ。

手にはソウズが多いものの、場を見ると、

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