石井一馬
「現時点でのベストバウト」
高精度な読みで仕上げた七対子
文・南山幸浩【木曜担当ライター】2026年1月22日
第2試合
東家:鈴木大介(BEAST X)
南家:石井一馬(EARTH JETS)
西家:阿久津翔太(KADOKAWAサクラナイツ)
北家:茅森早香(セガサミーフェニックス)
麻雀を始めて最初に覚えた役が「七対子」だった人はきっと多いことだろう。
ただただ同じ牌を2種類ずつ集めて・・・シンプルでわかりやすい。
そして少しずつ七対子を和了るための基本的なコツを覚えていく。
初心者は自分の手牌だけでしか判断する材料がないからこんな感じかな。
「字牌は捨てられやすいから残しておこう」
「
切ってあるから、
待ちでリーチしてみよう」
少し経験を積むと、他家の河を見る余裕も出てきて、
「河に
が2枚切られているから、
待ちはやめとこう」
「筒子の混一色の人がいるから、それ以外を集めよう」
「
が4枚見えているから、
待ち良いかも」
正直、自分はこのレベルで止まっている。これ以上具体例を挙げられない。
だからこの日、石井一馬が和了った七対子も「おお、ツモったすげー」くらいの感想だった。
しかし、彼の検討配信を観て彼の思考の深さに驚き、自分の浅さを嘆いた。
シンプルな役の代名詞「七対子」がこんなにも奥深く、繊細なものだったとは・・・。
【東1局】
阿久津が一馬とのめくり合いを制し、満貫ツモ!
現在、鳳凰位決定戦においても首位を走り、Mリーグでも勢いを感じる。
【東2局】
阿久津にあまり嬉しくないようなテンパイが入る。
理想は![]()
くっつきの両面リーチだが、
阿久津は、![]()
のシャンポン待ちリーチを敢行!
強気?いや、そこには理由があった。
「まず、周りの速度を感じ足止めの意味もある」
「場況的に![]()
が山にいそうだった」
「特に、大介さんの
ツモ切りからの
手出し。
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を持っていたら
はツモ切らない。
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から
切ったとか」
「賛否両論あるリーチだとは自覚している」と言いつつも、
実際は山に
2枚、
が1枚残っており読みが冴えている。
ただ、リーチ後に
をツモ。もしも一旦ダマテンに構えていたらここでリーチ、
次巡
を一発でツモ和了をしていた。
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が山にありそうと読めたが故の皮肉な結果。
さらに、ヤミテンで追いついていた茅森に5200の放銃をしてしまう。
【東3局】
嫌な流れで親を迎えた阿久津、それを払拭するするのかのように
一発ツモの4000オール!
【東3局1本場】
今回のメイン「 七対子」が誕生した局。北家・一馬の配牌。
まず、大介から切られた1枚目の
を「混一色も遠いしここはスルー。2枚目も鳴く手牌じゃないかも」と判断。














