二回戦 完全なる
松本吉弘の半荘
文・渡邉浩史郎【月曜担当ライター】2026年2月2日
第2試合
東家:松本吉弘(渋谷ABEMAS)
南家:三浦智博(EARTH JETS)
西家:東城りお(BEAST X)
北家:二階堂亜樹(EX風林火山)
一回戦を終えて、各チーム残り30試合ほど。チームランキングがこちら。
今年のボーダー争いはどうなるだろうか。抜けた風林火山以外はまだわからないのが正直なところだろう。とはいえこのままいけばボーダーは0ptあたりになってくるだろうか。
だからこそ、いよいよ一戦一戦が大事になってくる。
1位・3位・6位・9位の戦い。第一チェックポイントに向けての争いもいよいよ終盤戦。
【東1局1本場】。2900を和了って連荘した松本に選択が訪れる。
四巡目でこの形。受け入れの広さだけで言えば
切りだが、松本の選択は
。
リーのみの受け入れを拒否+自身のW
を重ねた時の打点+絞りの三つが主な理由だろうか。
W
を重ねた時のリーチ判断・聴牌とらず判断も見てみたいところだ。

次巡引いたのはありとあらゆる意味でうれしい
。
こうなると少し
が痛い形になってしまったかのように思われたが……
この切った
に東城がポンの声。前巡でも鳴いていそうな牌姿だったため、実は松本のファインプレーであった。
を東城に引っこ抜かれた形となり、聴牌の最終形はカン
。
下家にマンズホンイツ模様の三浦がいるが、ここはリーチに踏み切った。
親番で打点上昇や圧をかける面からもリーチに行くのが普通であるし、今回は東城に暗刻や頭以外に
を持たれているケースが薄いのもいいポイント。
実際は山に一枚の上、東城に上手く回られて聴牌を入れられての捲り合いとなるが
これをしっかりとツモり上げる!!
切り以外では存在しなかった形で、4000オールの大きな先制パンチに成功すると……
次局、【東1局2本場】でも松本のハードパンチが炸裂する。
ドラが浮いているこの手牌。持ってきた
は受け入れが広がる牌だが……
松本はこれをツモ切り。
を切って両面固定という手もあったが、それでは対子手を逃してしまう。
4対子の形を残しつつ、かといって
を切ってもっと柔らかく構えることもしない。ベストバランスの選択から……
スルー、
重ねて面子ぶっ壊し!!
残しにはこの時の七対子として即リーチに行ける待ちの強さも当然算段に入ってのこと。
手順が和了りをいざなうかのように、ドラを重ねてのリーチで亜樹から
を捉える!!
この計3度の和了りで50000点を超え、大きく抜けた松本。
しかし完全なる半荘を見せてくれた、その所以はむしろその後の他家コントロールにあったといえよう。
【東2局】
親の三浦がドラをポン。それに呼応して東城が
ポン。三浦が畳みかけるように
ポンとなったこの局面。
松本は
を切っていく。
そもそも三浦に対して降りる牌がないというのもあるが、タンヤオ仕掛けに見える三浦よりも染め手に見える東城に対してアシストも込みの一打だろう。
【東4局】では2切れとなった
を重ねてここで一気に七対子にシフト。
自身が切った
に三浦からチーの声。















