全員が強かった──!
文句なしの2025-26Mリーグ
「王者」はEX風林火山!
文・ゆうせー【金曜担当ライター】2026年5月15日
第2試合
東家:瀬戸熊直樹(TEAM RAIDEN / 雷電)
南家:佐々木寿人(KONAMI麻雀格闘倶楽部)
西家:下石戟(BEAST X)
北家:勝又健志(EX風林火山)
2025-26Mリーグ最終戦。
スコアは、このようになっていた。
試合が終わり、総合4位となったのはBEAST X。
東3局1本場、
(黄色の牌はツモ切り、白色の牌は手出し、灰色の牌は「そこで仕掛けが入った」ことを表す。)
親番の下石は、ここからドラの
を打った。
対面の瀬戸熊は、
をポンして打
。
その前に瀬戸熊は
をツモ切っているので、このときに「持ってきた
を手に留めないで」リャンメンやシャンポンを固定する選択をしたときしか
は当たらない、という判断だろう。
優勝を狙うのなら、この親番で絶対に連荘するしかない。
どのみちアガリが厳しいなら、自身の打点を下げてでも瀬戸熊に危ないマンズを抱え、テンパイまで滑り込もうという選択だったが、
瀬戸熊の
–
待ちに捕まってしまう。
切り間違いではなく、読みによる一打だったと私は考える。
この後も持ち点を増やすことは出来ず、下石はこの試合4着となっだ。
試合後の表彰式では、
下石は言葉を詰まらせながら、絞り出すように話していた。
先ほどの場面のように、裏目と出ることもあるが、下石の武器は精度の高い読みだ。
思い切りのいい攻めで、Mリーグ参入初年度からMVPを獲得するほどの大活躍であった。
また、チームメイトの中田花奈に麻雀を教えることで、BEAST Xの戦力全体を底上げしたのも、下石の大きな功績だ。
中田はレギュラーシーズン、セミファイナルシリーズ、ファイナルシリーズ、全てをプラスポイントでまとめ上げた。
優勝に手が届きそうなところまで来ていただけに、BEAST Xの選手は非常に悔しい思いをしていることだろう。
東城や中田の目には涙も浮かんでいた。
この経験が、BEASTの4人をさらに強くする。
3位はTEAM雷電。
瀬戸熊は、東3局1本場の終盤に、
一通ドラ赤の手をリーチに踏み切った。
後方一気の逆転を決めるために、他家の足を止めながらの大物手をアガるのが狙いだ。
これは空振りに終わったが、瀬戸熊は終始、積極的な麻雀を打ち、最終局までは暫定総合2位になるほどの追撃を見せた。
応援していた雷電ユニバースも大興奮の一日となったことだろう。
レギュラーシーズンは、最終日までセミファイナルへと進出できるかどうかギリギリのところにいた雷電。
かと思えば、セミファイナルでは快進撃を見せて、ファイナル進出を決める。
まさにジェットコースターのように、スリリングなシーズンだった。
だからこそ、雷電のファンはやめられない。
写真の右側で黒沢がはしゃいでいるが、それは
「いつまでも歳をとらない美女が一人!」
と萩原に紹介されたからである。













