鈴木優、
魔法を信じつづける先に
文・カイエ【火曜担当ライター】2026年10月13日
第1試合は22局=2時間20分のロングゲーム。
同じペースで進行するとテッペンを超える。
別卓はすでに南入。白卓と黒卓とで、時間格差が著しい。
そんな中、選ばれし4人の雀士が召喚された。
第2試合
東家:佐々木寿人(KONAMI麻雀格闘倶楽部)
南家:茅森早香(セガサミーフェニックス)
西家:永井孝典(EX風林火山)
北家:鈴木優(U-NEXT Pirates)
日付の越境、許すまじ。
寿人と茅森は言わずもがな、永井と優の打牌スピードも速い。
この面子が揃うのであれば、天鳳で言うところの、鳳南喰赤速である。
さて、本記事でクローズアップしたいのは、鈴木優のオーラス。
第1試合の瑞原明奈選手の3着フィニッシュは、パイレーツクルーにはいささか堪える結果となった。みうみうの「アレ」とまではいかないものの、ダメ押しが効かないままに土壇場での大量失点による2着順ダウン。今シーズン初トップが目の前だっただけに、無念の一言。
みずゆーの「ゆー」が、強い気持ちで敵討ちに臨む。
東1局
1打に2秒という雀鬼会さながらの男、魔王・寿人の先制リーチ。
宣言牌の
を鳴いて、追いついたのは優。
同巡、三河の猛将もテンパイを入れると、愚形ながら親の先制リーチに対して、
勇猛果敢に追っかけリーチだ。
宣言牌をポンしている優もテンパイ濃厚で、実質3軒目リーチのようなもの。
そう。この卓はMリーガーの中でも屈指のファイター揃い。
速くて強い者たちの競演だ。
決着も一瞬。通っていない
を平然と切った優が、次の瞬間には寿人からアガって、
・ドラは2000点。価値ある躱し手だ。
東2局
今度は寿人が
をポン。
これであっという間の、ひと鳴きテンパイ。
好配牌だった茅森もテンパイ。
しかし
–
はフリテンだ。
それでも、お馴染みのリーチ演出が入った。
仕掛けた寿人への牽制の意味もあっただろうか。
だが、戦闘民族は怯まない。親リーの2巡後にテンパり、ノータイムで追っかけ。
開局からそう時間は経っていないうちから、早くもバチバチの攻防が繰り広げられる。
そして、その数秒後。
見事にフリテンの
をツモりあげた茅森。
リーチ・ツモ・ピンフ・ドラ・赤・裏で6000オール!
早速の「一日一跳」は、打点女王・茅森の思い切りの良さが奏功した形。
とにかく誰かがテンパってから誰かが追いついて誰かがアガるまでのスピードが尋常ではない。
観戦記用の対局メモを取る手が追いつかないほどである。
東2局1本場
再び、親の茅森。
ズバっとペンチャンを引き入れ、当然の即リーチ。
寿人もオリたくないイーシャンテン。











