続いて2枚めの方はどうかのう?
通っている筋の本数をぱっと把握するのはなかなか難しいかもじゃけど…これも練習と思って、一緒にゆっくり数えてみるのじゃ! どうじゃ? 分かったかのう?
答えは…でけでけでけ、どーん!
の12種類じゃな! さらに自分の目からが4枚見えているため、–の筋も否定されているのじゃ! すなわちこの黒ひげには既に13本も剣が刺さっていて、次の無筋で飛んでしまう、放銃になる可能性は約1/5もあるのじゃ!
つまり、自分の手だけ見れば1枚目と同じようでも「次の無筋を押すのはだいぶ危なそうだから、ひとまず現物のあたりを切っておくのが無難そうだぞ」と、1枚目よりも守備的な意識をもって打つべき、と判断することができるのじゃ!
まだまだ通っていない筋はかなりあり、無筋を押しても当たる確率は低いのじゃ!・一枚目のリーチに対し、「通っている筋(赤)」と「通っていない筋(白)」。
次に無筋を押すのはかなりの確率で放銃になりそう!・二枚目のリーチに対し、「通っている筋(赤)」と「通っていない筋(白)」。
「通っている筋の本数に応じて、押し引き判断を変える」という考え方、ご理解いただけたかのう? 麻雀の用語では「筋カウント」や「1/18理論」なんて呼ばれ方をする技術じゃ!
今回のまとめじゃ!
・早い(ヒントの少ない)リーチは、穴のいっぱいあいた黒ひげ! 無筋を切ってもあんまり放銃にはならないのじゃ!
・無筋が通る度に、それ以外の牌の危険度は上昇していくのじゃ!
・18本の筋のうち何本が通っているかを数えると、更に正確な危険度を測れるのじゃ!
さてさて、ちょっぴり名残惜しいけど今回はこのあたりで筆を置かせて頂くのじゃ~!
また次回(あるのかな? あるじゃろ? あるといいなー…なのじゃ!)、キンマwebでお会いできることを願ってるのじゃ!
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ではでは、またなのじゃー! ばいばーい!
鴉天狗の姿をしたVtuber。キンマwebで『VTuber千羽黒乃の麻雀講座』を連載中。趣味は歌と麻雀。麻雀歴1000年、天鳳は最高九段。
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