魚谷侑未から放たれた
無情のアタリ牌…
多井隆晴、
起死回生の勝ち上がり!
【B卓】担当記者:masasio 2020年9月26日(土)
10月5日、いよいよMリーグ2020シーズンが開幕する。
開幕を待ち望んでいるファンの方も多いことだろう。
今回は、Mリーグ各8チームのドラフト1位の選手を集めた豪華トーナメント、
最強「M」トーナメントの中からB卓戦の模様をお届けします。
<予選B卓>
東家スタート
KONAMI麻雀格闘倶楽部 ドラフト1位
寿人にとってMリーグ2019シーズンは不完全燃焼だっただろう。
レギュラーシーズンこそポイントを手堅くまとめ、セミファイナル進出を果たしたが、そのセミファイナルで失速。涙をのんだ。
ファイナル進出4回と相性のいい最強戦で勝ち上がり気分よく2020シーズンを迎えたいところ。
スーツ姿もばっちり決まっての登場だ。
南家スタート
渋谷ABEMAS ドラフト1位
Mリーグ2018シーズンMVP
言わずと知れた最速最強の多井隆晴が登場だ。
Mリーグ2019シーズンは最終戦までチーム優勝の可能性を残していたが、惜しくも3位に終わった。
とぼけた顔をしているが、並々ならぬ気合が入っているに違いない。
西家スタート
セガサミーフェニックス ドラフト1位
多井が2018シーズンMVPなら魚谷は2019シーズンのMVPだ。
大きなスタイルチェンジを経て勝ちまくる彼女の姿は記憶に新しい。
Mリーグではチーム優勝こそ逃してしまったが、充実した2019シーズン勢いそのままに勝ち上がりを狙う。
お馴染みのフェニックスポーズもばっちりだ。
北家スタート
赤坂ドリブンズ ドラフト1位
悪夢―
園田にとってMリーグ2019シーズンは悪夢そのものだっただろう。
2018シーズンはチームを優勝に導く大活躍を見せたが、翌2019シーズンではまさかの個人最下位と大ブレーキ。
チームもセミファイナルに進むことができなかった。
各チームのドラフト1位が集まる今回のトーナメントで是が非でも勝ち上がって、悪いイメージを払拭しておきたい園田。
やや緊張の面持ちでの登場だ。
4選手出そろったが、とても予選とは思えない豪華な組み合わせになった。
Mリーグの前哨戦ともいえる今回のトーナメント。予選は各卓2着までに入れば勝ち上がりだ。
勝利の栄冠を手に入れるのは果たして―
東1局
まずは園田があいさつ代わりの仕掛けだ。
をポンして打ドラがというのを最大限に利用して、相手にプレッシャーをかけている。
「やれることは何でもやる」
東1局から園田らしさ全開だ。
狙い通り多井、魚谷を抑え込んだが自身の手はイーシャンテン止まり。
親の寿人の一人テンパイで流局。
東2局
ドラのを暗槓して大チャンス手の園田
もポンしてこのテンパイ。