見たか!ふーちゃん! 踊れ!堀ガールズ! サクラナイツ・堀慎吾はいかにしてトップを獲ったか【Mリーグ2020観戦記10/13】担当記者:ZERO

堀はここからを仕掛けてを切った。

はワンチャンス。自身は赤3になってマンガン確定。
とはいえ、2人がテンパイしている中で、ここから追いついてアガるつもりだろうか。

あのなZEROさん。素人にイチから説明してやるけど、パイセンはポン打の順だった。

で、が全部見えているだろ?だからは孤立牌だった可能性が非常に高い。

ということはだ、ドラがトイツでどうしてもアガりたい人がからを先に切るわけねーだろ。だからパイセンには通る。

瑞原さん?ああ、ねーちゃんか。ドラが全部見えているから、あって2600だろ。パイセンのドラポンを2600で蹴られるなら安いものよ。

たしかにこの手が追いついてアガる可能性は小さいだろうな。

でもな

踏み込まないとその可能性はゼロなんだよ!

8000!見たかふーちゃん!
踊れ堀ガールズ!

南3局

またしてもアガって親を持ってきた堀は手なりの4000オールをアガる。

何だよ手なりって、もっと大体的に解説しようぜ。
解説の多井さんもズルいズルいって、ここまで聞こえてくるんだよ!

最後の見せ場はここだった。

南4局1本場

トップ目でオーラスを迎えた堀はこのリャンメンドラ3をなんとダマテンに構える。

これは議論になった。

リーチ派の言い分としては

・出アガリ効かなくなる
・素点も大事

この2点が大きいと思う。

出アガリ効かなくなるのはたしかにデメリットだ。
しかしここでリーチを打つと、パイセンとセレブはオリる公算が高い。
確実に言えるのは親の瑞原が突っ込んでくることだけ。
つまり出アガリ利かないデメリットはねーちゃんの河が大半なんだよな。

だったらパイセンとセレブを生かしてやって、俺のツモアガリと3人で親を落としていくほうがトップ率は高い。
ここでリーチして親のねーちゃんから追っかけられて18000とか打ったら笑えないだろ?
妙にマンズが高いのも気になるしな。

素点?
ただでさえ50000点のトップボーナスに対して800012000点の素点は小さいし、Mリーグのシステムは持ち越しで半分になるだろ?
ここでの8000点はファイナルでの2000点にしかならない。
だからあまり稼ぐことに価値はないんだよ。
トップ率を最大限に高めて、生き残ることを最重要視するのがチームプレイってやつさ。

すると瑞原がをポン。
親の打点が限定されたことでツモ切りリーチを打つかと思いきや、ツモってきたのはだった。

まぁここでリーチでもいいけど、ねーちゃんの反応を見るか。

堀はツモ切りダマ。

これが鳴かれなかったところで…

リーチを敢行。

このリーチはアガれなかったものの、堀はトップを取りきった。

見たかふーちゃん!見たか堀ガールズ!
M
リーガーに“麻雀”ってものを教えてやったぜ。

堀さん、サクラブレード握ったままですけど…

堀は間違いなくMリーグに新たな風を吹き込んでいる。
あそこまでパンパンに構え、あそこまで踏み込んでいく打ち手は30人の中でも堀だけだ。

ああー!忘れてたぜー!

この男がどのようにMリーグを引っ掻き回すのか。

私はずっと堀の今後を追っていくつもりである。

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