レギュラーシーズンの
鬱憤はここで晴らす!
松ヶ瀬隆弥の逆襲劇
文・徳岡明信【月曜担当ライター】2024年4月22日
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セミファイナル折り返しの一戦となる本日の第一試合。
EX風林火山が順調にポイントを伸ばす中、
対照的に、不調の波に溺れる渋谷ABEMAS。
KONAMI麻雀格闘俱楽部も粘っているがそろそろ上位陣に食い込むポイントを叩きたい所だ。
壮絶なサバイバルバトルも後半戦に突入。
日々巡り廻るポイントをキャッチして上位4つのイスを勝ち取るのはどのチームか。
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東家:渋川難波(KADOKAWAサクラナイツ)
南家:松ヶ瀬隆弥(EX風林火山)
西家:佐々木寿人(KONAMI麻雀格闘俱楽部)
北家:鈴木優(U-NEXT Pirates)
【冷静の渋】
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開局は前回トップでチームとしても個人としても波に乗る松ヶ瀬の一撃!
思わぬ押し寄せるマンズの波も丁寧に丁寧にチャッチしての12000点!
個人連勝でレギュラーシーズンの憂さ晴らしとなるか!?
しかし、周りの松ヶ瀬の独走を許すまいと攻め立てる。
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東2局は優が先制のリーチの寿人から3900点のアガリを決める。
続く東3局
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真っ先に動いたのは優だ。
をポンしてお得意のホンイツか、
と思われたがここはション牌の東を切っていく。
ラス目の寿人の親流しがテーマで
自然とホンイツへ移行できる保険もかけている。
優はホンイツ仕掛けのイメージが強い人も多いと思うが、
実は無理矢理狙っていくホンイツはさほど多くない。
巡目や相手の動向も見ながら妥協するルートを残しながらのホンイツ進行も多いのだ。
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これでイーシャンテン、にすぐにくっつけばホンイツもあるが
ここは1000点での最速アガリを目指していくだろう。
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開局から12000、3900と放銃に回る厳しい展開の寿人。
東場の親番から既に落とせない勝負所といった状況だ。
優にスピードを合わせて仕掛けていく。
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イーペーコー完成で目一杯構える渋川。
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ドラドラの松ヶ瀬もイーシャンテン。
ここで決定打ともなりえる一撃を再び決められるか。
四者の手がぶつかりそうなこの局。
先制を取ったのは、
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親の寿人だ。
先にカンを引き入れての嬉しいテンパイ。
ここは連荘で次に望みを繋ぎたい。
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すぐに渋川が追いつく。
寿人の待ちと同じでリーチだ。
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直後に優も追いつく。
こちらはカン待ち。