未来は僕らの手の中 丸山奏子がドリブンズにもたらした圧倒的福音っ…!【Mリーグ2020観戦記2/2】担当記者:ZERO

実際、女帝のリーチは…

…!

また今日も放銃か親被りで始まるのだろうか。

否…!

ピンチやトラブルの時が本当の正念場だ。
この手がリーチじゃなくてなんだってんだ。
リスクを恐れて動かないのは老人のすること。

たとえ敗れても、前を向こう。
負けたときこそ、強く。

そう決意した流局間際だった。

圧倒的僥倖っ…!

茅森の手からがこぼれた。

ホウテイで出て、裏が乗っての18000!

プロとしては新人もド新人。
持たざる者の捨て身の一撃が、女帝を討った…!

問題はここからだ。
今まで、丸山が東場のうちに大量リードをもらうことなんて、ほとんどなかったはず。

逆に調子が狂わないだろうか。

丁寧に扱いすぎた命(点棒)は淀み腐っていく。
東1の18000なんて気にしないほうがいい。

1本場、丸山の資質が試される時がきたっ…!

茅森のリーチを受けた一発。
1枚切れのをツモってきた場面。

手牌はドラ3だが、2シャンテンである。

どうする…?

いった!

18000という点棒にもたれかかることなく、戦場に足を踏み入れた。

さらに…

を手中に収め、この無筋のも押した。

テンパイしたらドラをも押す構えだろう。

さらに丸山は通っていないところを押していくも、テンパイすることなく、流局。

すべてを捻じ伏せ……私は勝つ……!

そんな気合をみた一局だった。

東2局2本場

勝ちたいのはみんな同じっ…!

萩原がこの手牌で悩む。↓

が暗刻になってテンパイした場面。
しかし違う!お前じゃないんだ!

234の三色かピンズの一気通貫にしたかったのに、これではリーチのみになってしまう。

雷電の麻雀は…!

面白いんです!

とばかりにツモ切り。

これは見ていて気持ちのいい選択だった。

が、往々にしてツモるっ…!

こういうときは…!

をっ…!

ふざけんな…!バカにするなよ、牌が人をっ…!

234の三色にしようと思うと赤が出ていく。
そう思った萩原は

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