ここで負けてはいられない 勝利のために、軍師・勝又健志が繰り出す計略【Mリーグ2020観戦記3/1】担当記者:東川亮

しかし、直後に勝又がハイテイ手番でをツモ!

ツモ七対子にハイテイがついての1600-3200(+1本場)は松本の親番を蹴り、自身も大きく加点する価値あるアガリだ。

これにはさすがに、松本も表情をこわばらせた。

連荘寸前で親番を蹴られたこともそうだが、2巡前のツモ切りのところでフリテンの受けを残しておけばがツモアガリとなるルートがあったのだ。

それが見えているだけに、悔しい思いをしていたのだろう。

南3局では松本がリーチツモドラ赤の2000-4000をツモって2着目に浮上するも・・・

最終局は勝又が平和テンパイを入れて村上から出アガリ。

1/14以来、およそ一月半ぶりのトップを獲得した。

この1勝で、EX風林火山はポイントをプラス域に戻した。

しかし、現状のポイント差はすぐに変わりうる程度のものでしかない。

レギュラーシーズンが終わるまで、この日が終われば試合開催日はわずか7日。

その中で、どんなドラマが繰り広げられるのだろうか。

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