南4局、ドラ。各者、課せられた条件を追って手を作り、最初にテンパったのは条件のない井出。役無しドラ1のカン待ち。井出は雀頭のを鳴けば役がつくのだが、これをスルーしてカン待ちを続行。そこへ堀のリーチが襲いかかる。と1枚切れののシャンポン待ち。井出が降りたところに、さらに朝倉が待ちテンパイ、リーチ・タンヤオ・ドラ1で追いかける。この局は朝倉がをツモ。ウラ1の4000オールで、朝倉がトップ目の井出に200点差に迫る。
同1本場、ドラは。
ラス目の新井にはハネマンツモの条件が依然残っている。しかし、6巡目に先制リーチをかけたのは堀。ピンフの待ち。ツモって、一発かウラ1が必要。堀、一発ツモはなし。その後、新井からが出るが当然見逃し。以後はフリテンとなり、ツモとウラドラに賭けるのみ。
この時点でが牌山にはまだ2枚残っていた。
ツモ番を1回残して新井が一発とウラドラに賭けてタンヤオ・ドラ1でリーチ。しかし、一発ツモはなし。そしては堀のツモ筋にはおらず、決着は… 流局。
親の朝倉、無念のノーテン親落ちで試合終了となった。
大ベテランの井出洋介が男子プロ因縁の血闘を制して、ファイナルへのチケットを手にすることになった。
▲堀直撃のメンホン・チートイツ
最終結果
堀 23,900
新井 17,300
井出 30,500
朝倉 28,300
(※供託リーチ棒はトップ者に加算)
次回の麻雀最強戦2021は3月21日(日)に行われる「女流チャンピオン決戦」。
出場メンバーは次の通り。
【A卓】二階堂亜樹 黒沢咲 岡田紗佳 井上絵美子
【B卓】川原舞子 伊藤奏子 佐月麻理子 魚谷侑未
麻雀最強戦2021 男子プロ因縁の血闘 ご視聴はコチラ
↑こんな面白い対局は見た方がいいですよ!!
(※文中敬称略)
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