【古橋さん(夫)へ】最強戦勝ちました。【文・川原舞子】

古橋「付き合ってください!」

私「鳳凰位になってくれますか?」

古橋「3年以内になります!」

こうして始まった私達のお付き合いですが、古橋は毎年A2リーグで残留争いをしているし、もうすぐ3年経つんですけど…

私の麻雀は古橋と似てる、門前アンチデジタル型。お付き合いしたのも、古橋の麻雀に興味を持ったのがきっかけである。

結構いい麻雀打つじゃん!(めちゃくちゃ偉そう)と言われ、この人と一緒にいたら麻雀強くなれそうな気がする!と仲良くなり付き合い始めた。気は利かないけど穏やかでいいヤツ。あと友達がとにかくいい人ばかり。ツイてる

それからは、必ず古橋の放送対局はリアルタイムで視聴し、終わってからあーだこーだ言いながら2人で見直している。わたしが女流桜花を取れたのもこの時間のおかげかなぁと感謝してるよ。ちょっとだけな。

今回最強戦に出場するにあたって古橋に過去の最強戦について聞くと、2017年、2018年、2019年と三年連続何もできずお地蔵さんのように敗退したらしい。

インタビューでこんな大口叩いてすみませんでした。とこの場を借りて謝罪申し上げます。by古橋

 

門前手役派は後手踏むことが多いので、何もできずに終わる局が多くなるけど、どうせなら前のめりに倒れたい!ときっと彼も反省したのだろう。2020年の最強戦プロ雀士ランキングベスト16は今まで見てきた古橋の対局の中でも素晴らしい麻雀だったので、もちろんDVD購入済み!

こちらは予選からトップ者だけが決勝に進めるルール。

予選南2局43400点持ちトップ目、2着目の藤島さんのリーチを受けて

ここからヤミテンで無筋を連打!

さては好調の風を感じているな?

3900のアガリで藤島さんの追撃を阻止!

予選対局後の古橋のコメントで、

一回でも降りてしまうとその後の押し引きが降り方向になってしまうので、勝負できるところはしていこう。と強い気持ちでいけたのがよかった」

とあった。

ふむふむ。いい事言うじゃん。これは参考にしよう。

決勝東1局から矢島さんのリーチに対し、無筋5連打して追っかけリーチ!

2件リーチにも押し切ってこれが1発ツモ裏1で4000オール。

優勝は三色の選択を見事成功した新井啓文さんだったが、胸が熱くなる素晴らしい対局だった。

きっちり勝負形を作って押し返す。それを教えられたのが今回の最強戦や、女流桜花の決勝で活きたのだと思う。

対局はこちらから視聴できます

ちなみに委員長の金本さんから、ファイナル進出のお祝いをもらいましたか?と質問がありましたが、逆に賞金を半分ちょうだいとせびられています。なんでやねん。

女流桜花をとった時も、お祝いどころかヤツが好きなウサギのブランドで色々買わされたなぁ。古橋が何か勝ってやり返せる日は来るのでしょうか…?

ファイナルは、古橋仕込みのラビット打法で押し切ります!麻雀界はファンの方あってこそだと思うので、皆様に面白いと思ってもらえるような内容で勝ち切りたいです。頑張ります!

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