敗者復活戦は劇的な結末! 全連対の小沼翔、大逆転劇を演じた本田朋広が決勝進出! 風林火山オーディション準決勝レポート【7月18日】

 

だが、ここは小沼がツモった。この時点ではリーチツモの500-1000で逆転には至らなかったが、裏ドラがまさかの雀頭である【白】。2000-4000は2300-4300のアガリに化け、浜野が恐れていたラス落ちとなってしまう。

それでも浜野がまだ1万点近く本田をリードしていたが、南3局に本田が1300-2600のツモアガリ。これで本田はオーラス、400-700以上のツモアガリか浜野からのロンアガリ、小沼から2000~3900までの出アガリで浜野を逆転できるところまで迫った。

浜野は親番で、ある程度加点すれば親かぶりでの逆転をかなり防げるようになるため、アガリに向かう必要がある。坂本は一発逆転の大物手狙い、小沼はリスクを負う必要が全くない。

 

早かったのは本田だった。テンパイ一番乗りで3メンチャンリーチを打つと、一発でツモ。決勝進出者が3戦目オーラスで入れ替わるという劇的な決着で、小沼、本田の2人が決勝進出を決めた。

1位:本田朋広 +68.1pt

2位:小沼翔 +0.4pt

3位:坂本大志 ▲23.5pt

4位:浜野太陽 ▲45.0pt

最終結果はこちら。本田と浜野の差は満貫1回分に満たない、5.8ポイントだった。だが、その数字が分かつ二人の立場は、あまりにも違う。

小沼・本田の二人は、準決勝のポイントを半分持ち越して行われる決勝戦に臨む。残り6半荘の先に、新たなMリーガー誕生の瞬間が待っている。

7/23、Mリーグ・EX風林火山入りを勝ち取るのは、誰だ。

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