優勝は徳井健太(平成ノブシコブシ)さん!!【麻雀最強戦2021 著名人異能決戦】

徳井健太、

大村朋宏(トータルテンボス)の

魂とともに、著名人異能決戦を

制覇!!

8月1日(日)15時より、「麻雀最強戦2021 著名人異能決戦」が行われた(司会:小山剛志/アシスタント:中田花奈/実況:日吉辰哉/解説:馬場裕一/ナビゲーター:梶本琢程)。

その模様はAbema麻雀チャンネルにて生配信され、徳井健太さん(平成ノブシコブシ)が優勝した。

 

トータルテンボスの大村朋宏さんが武漢コロナウィルスに感染し欠場となったため、急遽代打で出場することになった徳井さんは、

「ラッキーでした。あまり派手な手もアガらず、(最高打点5200で)破天荒ギャンブラーとは全然違いましたね(苦笑)。予選と決勝でみなさんの遺伝子というか魂を持ってきたんで、決勝でも頑張りたいなと思う次第でございます。大村さんにもピースサインの写真を送ってやろうかと思います(笑)」

と語った。

また徳井さんは、視聴者に向けて

「ツイッターの投票もありがとうございました。決勝、いい配牌がくるようにゴミ拾い、がんばります!」

と語った。

徳井さんには麻雀最強戦2021ファイナルへの出場権、賞金10万円ならびにアース製薬商品の詰め合わせが贈られた。

 

▲徳井さんにはトップ賞ならびにアース製薬商品の詰め合わせが贈られた

また、4位に終わった加賀まりこさんからは、ショッキングな引退宣言が飛び出した。

▲加賀さんは大好きな麻雀を終わりたいと決心したと表明した

本日の対戦は麻雀最強戦2021の第9戦目。

 

<Abema>
日本で一番麻雀が強い奴は、誰だ?!3000人を超える一般参加者、国内主要プロ団体選手、豪華芸能人など、他では観られない面々が激突する
プロ雀士、著名人、アマチュア、全国の雀士が参加し麻雀日本一を決定する大会、麻雀最強戦。日本で一番麻雀が強い奴は、誰だ!今回は著名人対決。
さまざまな能力を持つ著名人が麻雀という競技でぶつかったらどうなるか?歴代優勝者の福本伸行、加賀まりこ、加藤哲郎、宮内悠介がいきなり激突。昨年オーラス国士無双を決めた宮内悠介に今年も注目。
また、歌手瀬川瑛子が2年ぶりに登場し、常連の大村朋宏と激突。さらに初出場の佐藤哲夫、近藤くみこが台風の目になる予感!

対局メンバーは次の8名。

【A卓】松本圭世 福本伸行 加賀まりこ 宮内悠介
【B卓】瀬川瑛子 徳井健太 佐藤哲夫 近藤くみこ

A卓からは宮内・加賀、B卓からは近藤・徳井が勝ち上がった。

▲A卓1位 宮内悠介さん

▲A卓2位 加賀まりこさん


▲B卓1位 近藤くみこさん


▲B卓2位 徳井健太さん

決勝は宮内・徳井・加賀・近藤の並びでスタート。

東1局、ドラは【3ピン】。近藤が7巡目に【6ソウ】【9ソウ】待ちのピンフ・ドラ1のリーチをかける。加賀が近藤の捨牌の3巡目の【8ソウ】を見て、対子の【9ソウ】に手をかけて放銃。ウラが1枚乗って8000点。まずは近藤がリードを奪う。

東2局、ドラは【發】。さきほど放銃にまわった加賀が反撃に出る。【3ピン】【6ピン】待ちのピンフでリーチをかけ、【3ピン】をツモアガリ。700・1300で失点をリカバリ。

東3局、ドラは【2マン】。宮内が【東】を仕掛けて、ドラ1の2000点を近藤から討ち取って加賀の親が落ちる。

東4局、ドラは【1ソウ】。加賀が河にマンズをばらまいて、【5マン】単騎のチートイツでリーチをかける。宮内が【4マン】を切ったところ、2副露していた徳井から「ロン」の声。【發】のみの1000点でリーチを蹴って、早々と南入。

南1局、ドラは【6ソウ】。徳井が9巡目に【3ソウ】【5ソウ】【8ソウ】待ちのドラ1でリーチ。これに対して加賀が手順で【8ソウ】を放銃。ウラが1枚乗って5200点。近藤をかわして徳井がトップ目に立つ。

南2局、ドラは【7マン】。その徳井の親番は、近藤が自風の【西】を鳴いて、ドラ1の500・1000のツモアガリ。きっちりと徳井の親を落とし、トップ目を奪い返す。

南3局、ドラは【8ソウ】。ラス目の加賀が最後の親番でリーチをかけるが、宮内の1人ノーテンで流局。

同1本場、ドラ【7ピン】。徳井が自風の【北】を鳴いて、ドラ1の2000点を加賀から討ち取ってオーラスへ。

オーラスを迎えて、点棒状況は次の通り。

宮内 22,000
徳井 34,500
加賀 10,000
近藤 33,500

加賀は三倍満のツモアガリ、宮内はハネマンツモ、徳井と近藤はアガリ競争という条件。

ドラは【北】。まずは加賀が11巡目にリーチを敢行。カン【8マン】待ちの789のサンショク。しかしこのままでは条件を満たさない。これはテンパイ流局でノーテン罰符を稼ぎ、次局以降に望みをつなぐ作戦。

加賀のリーチ宣言牌の【9ソウ】を近藤がチーしてテンパイ。【中】アンコの【3マン】【6マン】待ち。アガればひとまず徳井をかわしてトップ目に立てる。

同巡、近藤の切った【5ソウ】を徳井がポン。すでに【6ピン】【4ピン】【5ピン】で鳴いている徳井は、これでタンヤオのイーシャンテン。

14巡目、【6ピン】をツモった近藤が長考の末、テンパイを壊す雀頭の【白】切りに出る。最低でもテンパイ流局が必須の近藤、ここで迷いが出たか。

同巡、123と234のピンフサンショクのイーシャンテンにこぎつけた宮内から、ドラの【北】が切り出される。

2巡後、宮内が【1ソウ】を引き入れて【1ピン】【4ピン】待ち、ピンフ・高め123サンショクのテンパイ。ハネツモ条件の宮内は、一発ツモかウラドラが必要。または加賀がリーチ棒を出したため、ハネマンの出アガリもOK。

宮内は【4マン】を切ってリーチを宣言。この時点で高めの【1ピン】が、なんと牌山に4枚生きている。

一発ツモは… 【2ソウ】。しかし、次巡は宮内のハイテイツモ。そのツモ牌は… 【7マン】

加賀と宮内の2人テンパイで流局し、試合終了。

徳井健太が、著名人異能決戦を制して、ファイナルへのチケットを手にすることになった。

▲優勝につながった地味な(?)5200のアガリ

最終結果

宮内 22,500
徳井 35,000
加賀 10,500
近藤 32,000

次回の麻雀最強戦2021は8月22日(日)に行われる「女流プロ最強新世代」

出場メンバーは次の通り。

【A卓】中里春奈 松山由希 中月裕子 蒼井ゆりか
【B卓】一瀬由梨 駒田真子 相川まりえ 上平茉実

麻雀最強戦2021 著名人異能決戦 ご視聴はコチラ
↑こんな面白い対局は見た方がいいですよ!!

(※文中敬称略)

麻雀最強戦公式サイトはコチラ。⇒ https://www.mahjong-saikyosen.com/

近代麻雀戦術シリーズ既刊情報

仕事が麻雀で麻雀が仕事
著:藤田晋

Amazonはこちら

  • この記事が気に入ったら
    フォローをお願いいたします!
    最新の麻雀・Mリーグ情報をお届けします!

  • \近代麻雀新刊&おすすめ/