そこそこに出現頻度が高いケースで、6の4枚切れでペン7が当たり。
4のスジで同じく当たり。
カベやスジのペンチャンですが、私は単なるターツ待ちだと見ており、リャンメンとほとんど区別しません。
違うのはペンチャンは嫌われやすいことくらい。
特に8や9がドラなら6の先切りは多い。
私の推理はここまでですが、プロやネットの高段者の場合は、ここからドラ引きのシャボの相方まで推理します。
対人ゲームは勝つ意思とそのための選択をしてくるのが前提。
「後スジだけど、リーチ宣言牌の一軒飛びのシャボはあるかも」
「チートイツにドラ表示牌は無い」
「リャンメンと赤を捨てて、この受けは無いだろう」
などです。
古久根英孝プロと打った時のことです。
私がロンと発声すると
「しまった、四アンコですか?」
倒牌の前に言い当てられてしまいました。
(文:山崎一夫/イラスト:西原理恵子■初出「近代麻雀」2017年1月15日号)
●西原理恵子公式HP「鳥頭の城」⇒ http://www.toriatama.net/
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